「乗る」に当たる韓国語は타다(タダ)と言います。
「電車に乗る」
「バスに乗る」
「タクシーに乗る」
타다(タダ)を使えば、色々な「乗る」を表現することができます。
それから、交通手段だけに限らず、
「調子に乗る」
「勢いに乗る」
このように、交通手段以外でも、「乗る」を使って表すことができます。
今回は韓国語「乗る」についての使われ方についてお話させていただきます。
韓国語「乗る」
韓国語で「乗る」は타다(タダ)と使います。
「バスに乗る」
「飛行機に乗る」
このように、何か乗り物に乗る場合には、타다(タダ)が使われます。
타다(タダ)の言い回し
タンニダ
탑니다
タヨ
타요
「乗ります」を表す言い方は、主に2つです。
타요(タヨ)も丁寧な言葉遣いなのですが、탑니다(タンニダ)の方が、もっと丁寧でフォーマルな印象があります。
탑니다(タンニダ)は、ニュースやフォーマルな行事でよく使われる言葉です。
「乗りました」の言い方
「乗りました」と過去形で言いたい場合には、탔어요(タッソヨ)と使います。
탔어요(タッソヨ)
それから、もう少しカジュアルに「乗ったよ〜」的な感じで、気軽に話しかけるように使いたい場合もあるかと思います。
탔어(タッソ)
「乗ったよ〜」と気軽な感じで話しかけたい場合には、탔어(タッソ)と使います。
「乗っています」の言い方
「乗っています」とは、つまり、車や電車などに今乗っている状態を表しています。
타고 있어요(タゴ イッソヨ)
「乗っています」と言いたい場合には、타고 있어요(タゴ イッソヨ)と使います。
「乗るつもりです」
「乗るつもりです」とは、つまり、今後、何かの乗り物に乗る予定だという意味です。
例えば、韓国行きの飛行機の予約を取ったので、
「今度、飛行機に乗るつもりです」
このように、使うことができます。
탈 거예요(タル コイェヨ)
「乗るつもりです」と言いたい場合には、탈 거예요(タル コイェヨ)と使います。
「乗りましょう」と誘いたい場合
誰かと一緒に「乗りましょう」と言いたい場合はありませんか?
例えば、あなたがデートで遊園地に行ったとしてましょう。
そこで、観覧車などで静かな雰囲気の中で乗ってみることも良いかもしれませんね。
そんな時に役立つ言葉が、
「乗りましょう」です。
탑시다(タプシダ)
このように、言います。
実は、「乗りましょう」の言い方には2通りあります。
탑시다(タプシダ)の方が、丁寧な表現となります。
使う場面としては、会社の中では、上司や目上の方に対して用いられるフレーズです。
また、観光地などを案内してくれるガイドさんも、탑시다(タプシダ)をつかって案内してくれる場合が多いです。
このように、少しフォーマルでお客さん向けの言葉だと言えます。
それに対して、타자(タジャ)はカジュアルな表現だと言えます。
親しい友人や仲間にたいして気軽に使われる言葉です。
このように、あなたが使いたい場面によって使い分けると、さらにコミュニケーションがスムーズになるかもしれません。
「乗ってください」
「乗ってください」と誰かに言いたい場合もあるかと思います。
例えば、タクシーで彼女に
「先に乗ってよ」
このように言うこともあるかと思います。
タセヨ
타세요
「乗ってください」と言いたい場合には、타세요(タセヨ)と使います。
また、あなたがもっと丁寧に相手に対して「乗ってください」と言いたい場合には、別の言い方もできます。
タジュセヨ
타주세요
「乗ってください」ともっと丁寧に言いたい場合には、타주세요(タジュセヨ)と言えばオッケイです。
逆に、もっとカジュアルに気軽に話しかける「乗って〜」みたいな言い方もできます。
타줘(タジョ)
「乗って」と気軽にカジュアルに言いたい場合には、타줘(タジョ)と使うこともできます。
「乗らないといけません」
「乗らないといけません」は、強制的な要素が強いですよね。
例えば、
電車を使って例えを出すと、
「この電車に乗り遅れたら家に帰れません」
だから、
「この電車に乗らなければいけません」
このように使うことができます。
タヤ ヘヨ
타야 해요
「乗らなければいけません」と言いたい場合には、타야 해요(タヤ ヘヨ)と使います。
それから、
タヤ デヨ
타야 돼요
「乗らないといけません」と似た表現に「乗らないとなりません」と言う言い方もあります。
「乗らないとなりません」と言いたい場合には、타야 돼요(タヤ デヨ)と使います。
「乗りません」の言い方
안 타요(アン タヨ)
「乗りません」と言いたい場合には、안 타요(アン タヨ)と表現します。
それから、
타지 않아요(タジ アナヨ)
と使うこともできます。
個人的には、안 타요(アン タヨ)を重宝していて便利だと考えています。
「乗れません」
「乗れません」とは、「乗りたいけど、乗ることができない」と言う状態を表しています。
못 타요(モッ タヨ)
「乗れません」と言いたい場合には、못 타요(モッ タヨ)と言います。
この言い方が一番簡単な表現だと感じています。
ですが、この他にもいくつか「乗れません」を表すフレーズがあります。
タルスガ オプソヨ
탈 수가 없어요
탈 수가 못 해요
못 타요(モッ タヨ)以外の言い方としては、탈 수가 없어요(タルスガ オプソヨ)、탈 수가 못 해요(タルスガ モッテヨ)の2つの言い方を使ってもおっけいです。
例えば、「自転車に乗る」と言いたい場合にも、타다(タダ)を使って表します。
チャジョンゴルル タヨ
자전거를 타요
自転車は、자전거(チャジョンゴ)と表します。
自転車の練習をしている小さな子供を公園で見かけることもあります。
そういった練習をしている様子から考えてみると、
「練習をしているけど、自転車がまだ乗れません」
こういった場面で使うことができるフレーズです。
ヨンスプヘド モッタヨ
연습해도 못 타요
このように表現することができます。
「まだ乗れません」と言いたい場合には、
아직 못 타요
と使います。
「乗れる」言い方
「乗れない」の言い方が出たついでに、「乗れます」と言いたい場合についてもお話させていただきます。
タルス イッソヨ
탈 수 있어요
「乗れます」と言いたい場合には、탈 수 있어요(タルス イッソヨ)と言います。
例えば、車の免許を持っている方であれば、
「車に乗ることができます」
このように表すことができます。
チャドンチャルル タルス イッソヨ
자동차를 탈 수 있어요
このように使うことができます。
「乗る」で使えるフレーズ
「乗る」で使えるフレーズを2つご紹介させていただきます。
「タクシーに乗っていこか」
「KTX乗ったことありますか?」
この2つのフレーズをご紹介させていただきます。
「乗っていく」
「乗ったことありますか」
この2つのフレーズは、結構使いやすくて便利だと個人的には感じています。
タゴ ガルッカ
타고 갈까?
タ ボンチョギ イッソヨ
타 본적이 있어요?
この2つの言い方は便利で使えますので、ご参考になさってみてください。
テクシ タゴ ガルッカ
택시 타고 갈까?
「タクシー」は、韓国語では택시(テクシ)と言います。
タ ボンチョギ イッソヨ
KTX 타 본적이 있어요
KTX(ケイ ティ エックス」と言うのは、韓国にある高速新幹線のことです。
最高速度は、300キロぐらい出ています。
私もこのKTXに乗ってソウルまでいったことがありますが、かなり快適で、車内販売のお姉さんもとても綺麗な方が多かったです。
「乗り物」単語
「乗る」と言うテーマですので、ここからは、「乗り物の名前」を韓国語でご紹介させていただきます。
自転車;자전거(チャジョンゴ)
新幹線;신칸센(シンカンセン)
バイク;오토바이(オトバイ)
飛行機;비행기(ピヘンギ)
タクシー;택시(テクシ)
船;배(べ)
汽車;기차(ギチャ)
地下鉄;지하철(チハジョル)
バス;버스(バス)
このように、まとめることができます。
それから、
タルコ
탈것
「交通手段」
キョトン スダン
교통 수단
このように表すことができます。
最後に「ヘリコプター」の表し方についてもご紹介させていただきます。
ヘルリコプト
헬리콥터
このように表すことができます。
韓国男子は車好き!?
韓国人は、車が好きだという印象を持っています。
車は男子の世界共通でもあるかもしれませんが、韓国男子は、何の車を持っているかがステータスの1つになっているように感じています。
もちろん、日本でも車がステータスになっていることもありますが、韓国ではもっと顕著だと感じています。
たとえば、韓国男子の基準は、必ずセダンの車に乗ります。
軽自動車やファミリーカーもあるのですが、セダンに乗ることが普通だそうです。
そして、少し高い車であっても無理してローンを組んで買う男子が多いです。
実際に、私の知り合いの韓国人も、無理してセダンを買って生活が苦しいと言っています。
そして、30歳ぐらいになると、外車を買う方も多いです。
もちろん、車に興味のない韓国男子もいるとは思いますが、車を人に見せる要素が強い国だと住んでいて気づきました。
スポツ カ
스포츠 카
ちなみに、スポーツカーは、스포츠 카(スポツカ)と表します。
やはり、男子の車好きは世界共通なのかもしれませんね。
「乗る」のついでに
飛行機や電車に乗ると、乗り換える場面は多くありませんか?
そこで、「乗り換える」を表す単語についても簡単にご紹介させていただきます。
ガラタダ
갈아타다
「乗り換える」は、갈아타다(ガラタダ)と表します。
갈아타다のフレーズ
ガラタンニダ
갈아탑니다
ガラタヨ
갈아타요
ガラタッソヨ
갈아탔어요
ガラタッソ
갈아탔어
ガラタセヨ
갈아타세요
ガラタゴ シポヨ
갈아타고 싶어요
ガラタゴ シプンデ
갈아타고 싶은데
ガラタミョン アン デヨ
갈아타면 안 돼요
「乗り換える」で必須フレーズ
「どこで乗り換えたらいいですか」
「次の駅で乗り換えてください」
この2つのフレーズは、韓国でもよく使うフレーズです。
オディソ ガラタミョン デヨ
어디서 갈아타면 돼요
タウム ヨゲソ ガラタセヨ
다음 역에서 갈아타세요
このように表すことができます。
갈아타다(ガラタダ)を表す「乗り換える」と言う単語ですが、電車やバスを始め、飛行機などを乗り換える際に使える便利な単語です。
そのほかにも、会社を変える場合ややり方を変える時にも使えます。
例えば、携帯の会社を変える時でも、
「携帯会社を乗り換える」
と表現することができます。
ヒュデポン フェサルル ガラタッソヨ
휴대폰 회사를 갈아탔어요
このように表現することができます。
「調子にのる」の言い方
今回のお話では、韓国語「乗る」についてお話させていただいております。
実は、この「乗る」ですが、乗り物についてだけ使われる単語ではありません。
例えば、
「調子にのる」
「リズムに乗る」
「良い流れに乗る」
このように、乗り物以外でも使える便利な単語なのです。
ですので、乗り物以外での表現についてお話させて頂きます。
ウッチュルヘジダ
우쭐해지다
「調子に乗る」と言いたい場合には、우쭐해지다(ウッチュルヘジダ)と使います。
ウッチュルヘジゴ イッソヨ
우쭐해지고 있어요
「調子に乗っています」と言いたい場合には、우쭐해지고 있어요(ウッチュルヘジゴ イッソヨ)と使います。
ウッチュルハジマセヨ
우쭐하지 마세요
「調子に乗らないでください」は、우쭐하지 마세요(ウッチュルハジマセヨ)と言います。
リドゥムル タダ
리듬을 타다
「リズムに乗る」と言いたい場合には、리듬을 타다(リデュムル タダ)と使います。
このリズムに関しては、乗り物と同じように타다(タダ)を使うことができます。
「調子にのる」はマイナス?
お調子者は叩かれる傾向にありませんか?
日本では、出る杭は打たれるという言葉がある通り、横並びが美徳みたいな部分があると感じています。
そんな社会ですので、『出る杭=お調子者』みたいなイメージがついているように私は思っています。
正直、私はお調子者です。
これはなぜなら、調子に乗っている方が、人生自由に生きていける場合が多いと考えているためです。
もちろん、欠点もあるのですが、どんな人生を歩むかは、自分が決めることだと思います。
私は、誰かにコントロールされたり、自分の目標を達成するためではない我慢は避けたいと考えています。
身勝手といえば、身勝手かもしれません。
ですが、そんな中で、自分お信じる道を突き進みたいという思いは、年を重ねるごとに強まっていると思います。
最近私、あるほんと出会いました。
そこで、発見した本の中にあった一節をご紹介させていただきます。
本の名前は「小さいことにくよくよするな!」です。
これは本というより、絵本です。
全てキャッチすることはない。
この言葉を見た時に、気持ちがスーッと楽になった印象があります。
この言葉は、色々な解釈があるかと思います。
私自身は、別に「冷たい人間になりなさい」と言った意味ではないと思います。
投げれたボールをキャッチしたい時だけ、自分の責任できちんとキャッチして、相手に返してあげる。
自分の限界を知りながらも、お互いがハッピーになれる領域を考えていくことが大切だと学びました。
最後に、私の大好きなイチロー選手のコメントをご紹介させていただきます。
まず、自分ありきでしょう。
幸せって、
自分を大切にすることからなんじゃないかな。
この言葉は、私の好きな言葉です。
今回のお話のまとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は韓国語「乗る」についてお話させていただいております。
韓国語で「乗る」は타다(タダ)と言います。
「バスに乗る」
「電車に乗る」
このように、何か乗り物に乗る場合には타다(タダ)が使われます。
また、「乗り換える」と言いたい場合には、갈아타다(ガラタダ)と言います。
「乗り換える」という言葉もよく使われる単語ですので、ご参考になさっていただけると幸いです。
韓国は、タクシー代が非常に安いです。
タクシー代が、公共交通機関なみに安いため、手軽で移動手段に使いやすいという特徴があります。
非常に便利です。
私は釜山に住んでいましたが、タクシーは重宝した移動手段です。
バスの運転手の中には、非常に心優しい方もおられるのですが、バスの運転が少し運転が荒く、ヒヤヒヤすることが多かったです。
これはタクシーの運転手にも言えることなのですが、
運転が荒いのか運転が上手なのか。
紙一重の部分があって、ヒヤヒヤした思い出が多いです。
もちろん、事故に遭遇したことは一回もありません。
一度、バスやタクシーに乗って体験してみるといいですね。
今回のお話は以上です。
長文読んでいただき、ありがとうございます。