「押す」は韓国語で何?念を押したい方、必見の単語3つ

韓国語の動詞

韓国語で「押す」に当たる言葉は、누르다(ヌルダ)です。

「スイッチを押す」
「ボタンを押す」
「シャッターを押す」

このように、누르다(ヌルダ)を使えば色々な使い方ができます。

ですが実は、この누르다(ヌルダ)以外の単語を使う場合もあります。

また、「押す」は英語でpush(プッシュ」と言いますよね。

あなたはプッシュマンという言葉を知っていますか?

今回は韓国語で「押す」に当たる言葉と、「プッシュマン」という言葉にスポットを当ててお話させて頂きます。

あらすじ

今回は、韓国語で「押す」に当たる言葉についてのお話です。

「押す」に広く当たる韓国語に누르다(ヌルダ)があります。

「スイッチを押す」
「ボタンを押す」

このように、「押す」に関連のある単語です。

ですが、この누르다(ヌルダ)以外にも、「押して動かす」という意味で밀다(ミルダ)という単語もとても便利で使えます。

そして、「ハンコを押す」と言いたい場合には、別の単語で表されます。

今回は、韓国語で「押す」に当たる3つの単語についてまとめていきます。

そして、プッシュマンの存在についても、おまけでお話させていただきます。

プッシュマンとは、あなたを応援してくれる人のことを言います。

あなたの周りに、プッシュマンはいますか?

このプッシュマンの見つけ方についても、簡単にお話させていただきます。

これはなぜなら、韓国語での学習でもなんでもそうですが、誰かに応援されると、パワーが出て長続きしやすいためです。

ですので、このプッシュマンの存在があなたの強い味方になってくると思うのです。

韓国語「押す」

韓国語で「押す」は누르다(ヌルダ)です。

누르다(ヌルダ)=ボタンやスイッチを押す

누르다(ヌルダ)には、ボタンやスイッチを押すという意味があります。

また、「押さえつける」という意味でも使われる単語です。

누르다(ヌルダ)の例文

例えば、こんな感じで누르다(ヌルダ)は使われます。

【スイッチを押します】

スウィッチルル ヌルロヨ
스윗치를 눌러요
スウィッチルル ヌルロッソヨ
스윗치를 눌렀어요

【スイッチを押すと電気がつきます】

スウィッチルル ヌルロットニ ジョンギガ キョジョヨ
스윗치를 눌렀더니 전기가 켜져요

このように、누르다(ヌルダ)をつかった表現では、「スイッチを押す」「ボタンを押す」という表現で使われることが多いです。

【押します】

ヌルロヨ
눌러요

【押します丁寧)】

ヌルンニダ
누릅니다

「押します」と言いたい場合には、눌러요(ヌルロヨ)と表します。

また、「押します」にはもっと丁寧な言い方があり、

누릅니다(ヌルンニダ)という言い方もできます。

この누릅니다(ヌルンニダ)は、ニュース番組やスピーチなど、フォーマルな場面で使われるフレーズです。

ですので、日常で使いたい場合には、눌러요(ヌルロヨ)と使うことが一般的です。

電話で使われるフレーズ

電話で使われるフレーズに、

「番号を確認した後、シャープを押してください」

このようなフレーズがあるかと思います。

この場合の「押してください」も、누르다(ヌルダ)で表されます。

【押してください】

ヌルロ ジュセヨ
눌러 주세요

「押してください」と言いたい場合には、눌러 주세요(ヌルロ ジュセヨ)と言います。

【番号を確認した後、
シャープを押してください】

ボノルル ファギンハン フ ウムル ジョンジャルル ヌルロジュセヨ
번호를 확인한 후 우물 정자를 눌러 주세요

누르다(ヌルダ)を使えば、このように表現することもできます。

スマホや電話で使われる「シャープキー」は、韓国語では、우물 정자(ウムル ジョンジャ)と言います。

押して動かす場合

「押す」を表す韓国語には누르다(ヌルダ)以外にも、別の単語を使って表される場合があります。

その単語とは、밀다(ミルダ)です。

밀다(ミルダ)=押して動かす

밀다(ミルダ)には、「押して動かす」という意味があります。

「車椅子を押す」
「車をみんなで押す」
「ドアを押す」

このように「押して動かす」という意味で使われる単語が밀다(ミルダ)です。

밀다(ミルダ)の例文

【母が乗った車椅子を押しています】

オモニガ タン フィルチェアルル ミルゴ イッソヨ
어머니가 탄 휠체어를 밀고 있어요

【車が故障したので、
みんなで車を押しました】

チャガ コジャン ナソ モデュ チャルル ミロッソヨ
차가 고장 나서 모두 차를 밀었어요

「押します」と言いたい場合には、밀어요(ミロヨ)と使います。

それから、韓国語で車椅子は휠체어(フィルチェア)と言います。

「押しています」と言いたい時には、밀고 있어요(ミルゴ イッソヨ)と使います。

また、「押しました」と言いたい時には、밀었어요(ミロッソヨ)と使います。

日本語には、「押してダメなら引いてみる」という言葉があります。

実は、この言葉の「押す」についても밀다(ミルダ)が使われます。

【押してダメなら引いてみる】
ミロド アン デミョン タンギョ バヨ
밀어도 안 돼면 당겨 봐요

このように、「押してダメなら、引いてみる」という言い方がしたい場合でも밀다(ミルダ)が使われます。

ちなみに、「ドアを引く」「ドアを押す」のように「ドア」で使う時にも、밀다(ミルダ)を使って「ドアを押す」と使います。

【ドアを押します】

ムヌル ヌルロヨ
문을 눌러요

【ドアを押しました】

ムヌル ヌルロッソヨ
문을 눌렀어요

【ドアを引きます】

ムヌル タンギョヨ
문을 당겨요

【ドアを引きました】

ムヌル タンギョッソヨ
문을 당겼어요

「ドアを押す」で使われる「ドア」は韓国語では문(ムン)と言います。

それから、英語で「ドア」を表す도어(ドア)と表すこともできますが、문(ムン)の方がよく使われます。

また、「押す」の反対の言葉である「引く」と言いたい場合には、당기다(タンギダ)と言います。

「引きます」と言いたい場合には、당겨요(タンギョヨ)と表します。

このように、押して何かを動かす場合の「押す」には、밀다(ミルダ)を使います。

밀다(ミルダ)のイメージ

밀다(ミルダ)は、色々な「押す」に対応している単語です。

そこで、밀다(ミルダ)の働きをまとめてみます。

밀다(ミルダ)=何かを押して動かす動き

밀다(ミルダ)には、何かを押して動かすという働きがあります。

この「何かを」という部分では主に5つの場面が考えられます。

実は、밀다(ミルダ)には5つの使い方があります。

1推す
2剃る
3のばす
4アカスリをする
5押す

この밀다(ミルダ)1つで5つの使い方ができます。

まさに、一石五鳥という感じです。

1推す

まずは、「推す」という使い方ができます。

「推す」とは誰かを推薦するという意味です。

例えば、

「代表に推す」
「生徒会に推す」
「このパソコン教室を推す」

このように、「この人おすすめですよ」といった意味になります。

【代表に推す】

デピョルル ミロヨ
대표를 밀어요

誰かを代表に推したい時には、대표를 밀어요(デピョルル ミロヨ)と使います。

2剃る

밀다(ミルダ)には、「剃る」という意味合いもあります。

「ヒゲを剃る」
「眉毛を剃る」

このように、「剃る」に対して使われる単語です。

【ヒゲを剃る】

スヨムル ミロヨ
수염을 밀어요

「ヒゲ」は韓国語では수염(スヨム)と使います。

特に、男性が使えるフレーズだと思います。

3のばす

밀다(ミルダ)の使い方の3つ目に「のばす」という使い方があります。

ここでの「のばす」には、「生地をのばす」という意味です。

例えば、

「餃子の皮をのばす」
「パンの生地をのばす」

このように料理をする時に使えます。

【生地をのばす】

バンジュグル ミロヨ
반죽을 밀어요

パンなどを作る生地のことは반죽(パンジュッ)と表します。

4アカスリ

4つ目にアカスリをする際にも、밀다(ミルダ)がよく使われます。

アカスリは、韓国語では때밀이(テミリ)と言います。

皮膚から出る垢のことを때(テ)と言います。

つまり「垢を押し出す」という意味で、때밀이(テミリ)と使います。

【アカスリをする】

テルル ミロヨ
때를 밀어요

このように、「アカスリをする」と言いたい場合には、때를 밀어요(テルル ミロヨ)と表すこともできます。

5押す

5つ目に「押す」があります。

先ほどもお話させていただいておりますが、「ドアなどを押す」という意味で使うことができます。

【ドアを押す】

ムヌル ミロヨ
문을 밀어요

ドアや扉を開ける場合には、밀다(ミルダ)が使われます。

このように、밀다(ミルダ)を知っているだけで、様々な表現で文を作ることができます。

ぜひ、活用していただけると幸いです。

ハンコを押す

「押す」の使われ方に「ハンコを押す」「スタンプを押す」といった使い方もあります。

「ハンコやスタンプを押す」と言いたい場合は、찍다(ジッタ)と表します。

찍다(ジッタ)=ハンコを押す

찍다(ジッタ)には、ハンコやスタンプを押すという意味があります。

【ハンコを押します】

ドジャヌル ジゴヨ
도장을 찍어요

「ハンコを押します」と言いたい場合には、도장을 찍어요(ドジャヌル ジゴヨ)と言います。

ハンコは韓国語では도장(ドジャン)と表します。

【押しました】

ジゴッソヨ
찍었어요

「押しました」と言いたい時には、찍었어요(ジゴッソヨ)と言います。

【ハンコを押しました】

ドジャヌル ジゴッソヨ
도장을 찍었어요

このように表すことができます。

【スタンプを押しました】

ステンプルル ジゴッソヨ
스탬프를 찍었어요

スタンプを押す場合でも、この찍다(ジッタ)が使えます。

スタンプは韓国語では、스탬프(ステンプ)と表します。

【番外編】「念を押す」の言い方

今回は色々な「押す」についての表現についてお話させていただいております。

日本語には「念を押す」という言い方がありますよね。

念を押したいときってありませんか?

この「念を押す」を韓国語でも表してみたいと思います。

【念を押す】

タジムル バッタ
다짐을 받다

「念を押す」と言いたい場合は、다짐을 받다(タジムル バッタ)と言います。

다짐(タジム)が「念」のことを表しています。

【念を押しました】

タジムル バダッソヨ
다짐을 받았어요

「念を押しました」と言いたいときは、다짐을 받았어요(タジムル バダッソヨ)と言います。

あなたが、何かで念を押しておきたい時に使える表現です。

今回のお話のまとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、韓国語「押す」についてお話させていただいております。

「押す」に当たる韓国語は主に3つです。

1누르다(ヌルダ)=ボタン・スイッチ
2밀다(ミルダ)=押して動かす
3찍다(ジッタ)=ハンコを押す

この3つです。

それぞれの単語によって「押す」の意味が変わってきます。

누르다(ヌルダ)の場合は、ボタンやスイッチを押す場合に使われる単語です。

「スイッチを押す」
「ボタンを押す」

このような場面で使えるのが누르다(ヌルダ)です。

밀다(ミルダ)の場合は、「押して動かす」という意味合いがあります。

例えば、

「車椅子を押す」
「故障した車をみんなで押す」
「ドアを押す」

このような

押して動かすという意味合いで使われる単語が밀다(ミルダ)です。

最後に、찍다(ジッタ)です。

この찍다(ジッタ)の意味は、「ハンコやスタンプを押す」という意味です。

このように、あなたが押したい対象によって、単語が変わってきます。

最後に、プッシュマンについてのお話をさせていただきます。

あなたは、プッシュマンという言葉をご存知でしょうか?

プッシュマンのお話

あなたには目標がありますか?

語学をペラペラにしたい!
年収をもっと高くしたい!

このような意識の高い目標を持っておられる人もいますよね。
自分が達成したいことを持っている人は、目がキラキラと輝いている人が多いように思います。

そして、こういった方に大切になってくるのが、背中を押してくる人の存在だと思います。

こういった背中を押してくれる人のことを「プッシュマン」と呼びます。

あなたのまわりには色んな人がいると思います。

残念がら、目標を次々に達成していくあなたの行動を邪魔してくる方もおられます。

会社の同僚
上司
友人

そして、あなたの近くでネガティブな発言をして、あなたのモチベーションを下げてくる人もいます。

こういった人間は、あなたの遠くに置いておくと成功が近づきやすいと言われています。

「だいじょうぶだよ」「できるよ」

あなたのことを励ましてくれる人を周りに置くべきです。

それは、あなたの奥さんかもせ入れませんし、先輩や同じ志を持った友人であったりします。

そこで、あなたに、最高のプッシュマンを見つける条件について、勉強したことをお伝えします。

1綺麗な言葉を使う

本物の先生は、とにかく言葉遣いが綺麗です。

いつでも落ちついた口調で、小学生でもわかるぐらい丁寧に教えてくれます。

本物の先生というのは、今までに多くの人を良い方向へ導いているため、誰にでも伝わる言葉を意識的に使っておられるそうです。

2前向きな発言をする

本物の先生は、ネガティブな発言が1ミリもありません。

いつでもあなたを元気にしてくれる前向きな言葉を使い、あなたの背中を押してくれる素晴らしい人格者です。

3否定しない

最後の3つ目は、本物の先生は、あなたの意見を一切否定しません。

特徴的なのは、あなたの意見をしっかり聞いてくれるという点です。

あなたの意見を尊重しながら、より良い方向に導いてくれるアドバイスをくれるのです。

あなたの可能性をグイッと大きく広げてくれます。

ぜひ、この3つの条件を満たしたプッシュマンを見つけてください。

私自身も、何かや挑戦する時、

「そんなの辞めたほうがいいよ〜」
「今からやっても、もう遅いよ〜」

このように周りから言われて、すっかりと落ち込んでしまった経験があります。

ですが、付き合う人を意識して変えていったことで、

オーストラリアで留学し英語をマスター。
国際結婚して、仕事に子育てに奮闘中。
韓国留学に挑戦し、現在も韓国語を勉強中。

この他にも、いろいろなことに挑戦しています。

私の周りの方を変えたおかげで、自分の可能性が広がっています。

今回、どうしてプッシュマンのお話をしたかと申しますと、一般人の私が言うのも変ですが、

あなたには可能性があるからです。

私は、現在、2歳と5歳の娘を子育て中ですが、子育てをしながら思うことは、子どもの可能性は無限大であり素晴らしいということに気づいたからです。

元々は、私も小さいころがあったはずで、成長段階で、社会の常識や固定概念が植え付けられ、今に至っていると思うのです。

そんな中で、子どもたちを見るたびに、ルールゼロ、固定概念ゼロという実に素晴らしい可能性を秘めている事に気付かされます。

私も、可能性に挑戦しながら、日々進化して成長できる人間になりたいです。

もし、あなたがプッシュマンの存在に興味を持たれた方は、「こんな人間になりたいな」と思う人を探し、直接お会いして見ることがオススメです。

付き合う人が変わるだけで、自分の考え方も変わってきて、最終的に行動までが変わってくるということはよくあります。

今回のお話があなたにとって、少しでも何かの役に立つ情報になれば嬉しく思います。

長文読んでいただき、ありがとうございます。

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