つい口がすべってしまった・・・
こんな経験はありませんか?
お友達や知り合いと会話をしていると、誰しもが一度は経験する「つい口がすべる」という経験。
韓国語では그만(グマン)という単語を使うことで、簡単に表すことができます。
今回は、韓国語で「つい」という言葉に注目しながら、意外と使えるフレーズもご紹介させていただきます。
「つい」というコトバ
まずは、「つい」という言葉について、色々とお話させて頂きます。
「つい」と聞くと、どんな言葉が思い浮かびますか?
「ついさっき」
「つい最近」
「つい大声を出してしまった・・・」
私であれば、このような言葉がパッと思い浮かびます。
こういった思い浮かんだ単語を整理してみると、「つい」という言葉の役割が分かってきます。
「つい」の役割は2つ
「つい」という言葉には、主に2つの役割があると考えられます。
1つ目に、「つい+時を表す言葉」です。
「ついこの前」
「つい先日」
「つい最近」
こういった言葉にある通り、今現在と近いことを強調するときに、「つい」という言葉は使われています。
バロ オルマ ジョネ
바로 얼마 전에
バロ オルマ ジョネ
바로 얼마 전에
「ついこの前」と「つい先日」と言いたい場合には、바로 얼마 전에(バロ オルマ ジョネ)を使えば、どちらの意味でも使うことができます。
韓国語では、「先日」を表す言葉に요전(ヨジョン)という言葉があります。
ですので、「つい先日」は、바로 요전(バロ ヨジョン)と訳す場合もあります。
この바로 요전(バロ ヨジョン)には、「こないだ」という意味がありますが、韓国人と会話をしていると、あまり使わない単語だと感じています。
このように、時を表すタイプの「つい」は、바로(バロ)と表します。
韓国語では、日本語ほど、この時を表すタイプの「つい」は、頻繁に使われない傾向にあります。
時を表す便利な単語
□ついこの前、旅行にいって来ました。
바로 얼마 전에 여행을 다녀왔어요
会話でよく使われる「つい」のパターンに「ついこの前」というフレーズがあります。
「ついこの前」と使いたい場合には、바로 얼마 전에(バロ オルマ ジョネ)と使います。
「ついこの前、●●へ旅行に行った来ました」
「ついこの前、●●と会いました」
「ついこの前、●●を食べました」
このように、自分がした体験や経験などを、誰かに伝える際に、「この前」という言葉を利用すると便利だと思います。
「旅行したこと」を伝えたい場合
여행을 갔다왔어요
「●●へ行って来た」と言いたい場合には、●●へ갔다왔어요(カッタワッソヨ)と使います。
「行って来た」という単語には、다녀왔어요(タニョワッソヨ)という単語もあるのですが、それよりも、갔다왔어요(カッタワッソヨ)の方が、韓国人はよく使っている印象があります。
ですので、「ソウルへ行って来ました」と言いたい場合には、
서울에 갔다왔어요
서울에 다녀왔어요
このように使います。
誰かと会ったことを伝えたい場合
「つい先日」を使った会話としては、誰かと会った場合にもよく使われます。
例えば、
□つい先日、友達に会いました。
바로 얼마 전에 친구를 만났어요
このような表現にも、よく「つい」という言葉が使われています。
友達や彼氏、彼女、家族など、いろいろな人と会った場合に使われます。
□彼氏に会いました。
남자 친구를 만났어요
□彼女に会いました。
여자 친구를 만났어요
□家族に会いました。
가족을 만났어요
食事について言いたい場合
「この前、美味しいパスタを食べたよ」
このような会話にあるように、食事に関するフレーズもよく使われますよね。
□この前、美味しいパスタを食べました。
바로 얼마 전에 맛이 있는 파스타를 먹었어요
このように、食事に関するフレーズでも「つい」という言葉はよく使われています。
「美味しい●●+食べました」というフレーズも覚えておくと、結構便利です。
「美味しい●●」は、「맛이 있는(マシ インヌン)●●」と表します。
「食べました」は、먹었어요(モゴッソヨ)と表します。
ですので、美味しい●●+먹었어요(モゴッソヨ)の形で表すことができます。
□おいしいサンゲタン
맛이 있는 삼계탕
□おいしいチゲ
맛있는 찌개
「美味しい」と言いたい場合には、맛있는(マシンヌン)と言っても通じます。
韓国料理は、「辛い」というイメージがありますが、チジミやチャプチェをはじめ、サムゲタン、カムジャタンなど、意外に辛くない料理も多いです。
辛い料理が好きではない場合には、辛くない料理を食べてみるのもアリだと思います。
それから、「つい最近」という表現も、使われやすい表現ですよね。
□つい最近
바로 최근에
このように、「つい最近」は、바로 최근에(バロ チェグネ)と使います。
次に、「つい〜してしまった」という言い方について、まとめていきます。
「つい〜してしまった」の表し方
「つい口がすべってしまった」
「つい食べ過ぎてしまった」
「つい寝すぎてしまった」
このように、「うっかりミス」をしてしまった場合にも、「つい」という言葉が使われることがあります。
このような「うっかりミスタイプ」の場合に使われる「つい」は、그만(グマン)がよく使われています。
그만(グマン)という単語には、いろいろな意味があります。
たとえば代表的な意味に「やめる」という意味があったり、「つい」「うっかり」「思わず」のような使われ方もあります。
このように、그만(グマン)は、融通の利くフットワークの軽さが持ち味です。
では、具体的に使い方をみてみましょう。
□つい、口がすべってしまいました。
그만 말해 버렸어요
韓国語で「〜してしまった」と表現したい場合には、動詞と버렸어요(ボリョッソヨ)という単語の組み合わせです。
□つい、大声で笑ってしまいました。
그만 큰 소리로 웃어 버렸어요
「笑ってしまった」と言いたい場合には、웃어 버렸어요(ウソボリョッソヨ)と表します。
このほかにも、使えそうなフレーズをいくつかご紹介させていただきます。
□つい、食べすぎてしまった。
그만 많이 먹어 버렸어요
□つい、長話をしてしまった。
그민 긴 이야기를 해져 버렸어요
□つい、お酒を飲みすぎてしまった。
그만 술을 많이 마셔 버렸어요
□つい、カバンを買ってしまった。
그만 가방을 사 버렸어요
このように、「つい、〜してしまった」と言いたい場合には、그만(グマン)という単語が非常に便利です。
私は「つい」とい言葉が大好きな人間です。
ですので、今回最後までお話を聞いていただいたあなたに、おすすめの韓国語の勉強方法について口を滑らせてしまおうと考えています。
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今回のお話のまとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は「つい」を表す韓国語についてお話させていただきました。
「つい」という言葉には主に、2種類の役割があります。
2,うっかりを表す「つい」=그만(グマン)
この2つです。
「ついさっき」や「つい先日」のように、今現在と近いということを強調したい場合には、바로(バロ)を使って表される場合が多いです。
それから、ダイエット中なのに「ついケーキを食べてしまった」のように、「つい」という言葉が「うっかり」を表している場合もあります。
この「うっかりタイプ」の『つい』には、그만(グマン)が使われます。
ちなみに、以前の私は、「つい買いすぎてしまう」という経験がたくさんありました。
なんでこんなモノを買ってしまったのだろう・・・
と、後になってから後悔することもたくさんありました。
そこで、よく自分を見つめ直していくと、衝動買いをしてしまう根本的な理由が分かってきました。
それが、「感情で買い物をしてしまう」という部分です。
『感情が動いている時に買い物をするな』という言葉があります。
これは、私自身、とても納得できる言葉で、買い物をする時に心がけている言葉でもあります。
あなたも「つい、買いすぎてしまいそう」になる前に、自分の感情を向き合ってみることをオススメします。
その場では「これ、欲しい!」と思うのですが、買った後に、
どうでもいいや・・・
こうなることがよくあるためです。
今回の記事が少しでも、あなたにとってプラスになる情報になれば嬉しいです。
長文読んでくださり、ありがとうございます。