『時間がかかる』は韓国語で何?韓国人は『かかる』をこう表現する!

韓国語

『時間がかかる』は시간이 걸리다(シガニ ゴㇽリダ)と表現します。

つまり、『かかる』に当たる韓国語は걸리다(ゴㇽリダ)を使います。

実は、この걸리다(ゴㇽリダ)はとても便利な単語で『時間がかかる』というフレーズ以外でも色々な場面で活用できる単語なのです。

ですので、今回、『時間がかかる』というフレーズの言い方だけで学習を止めていると、非常にもったいないと考えています。

あなたがもしも、韓国語を速くマスターしたいと考えておられる場合は、1つの単語やフレーズを覚えるだけではなく、

1つの単語から色々な言い回しまでを学習することが非常に大切です。

今回のテーマは「時間がかかる」という表現1つですが、はっきりと言って1つの表現だけ覚えても、あなたが使える場面が限定されますよね。

『時間がかかる』という表現を覚えたついでに『かかる』を使った別の表現についても学習しておけば、あなたが韓国語を話す上でのバリエーションが豊かになっていきますよね。

このように、「時間がかかる」だけで学習を終えるのは非常にもったいないですので、「かかる」を使ったフレーズも一緒に学習されるという考え方がオススメです。

そこで、今回は韓国語で「時間がかかる」についての表現の言い回しと、「かかる」を使った別の言い回しについてあなたにお届けします。

少しでも役立つ情報になれば幸いです。

韓国語で「時間がかかる」は何?

[voice icon=”https://www.xn--vcsw1ah2qyr3d.com/wp-content/uploads/2019/03/9876.png” name=”ダイちゃん” type=”l”]こんにちは。韓国語専門ライターのダイちゃんです。[/voice]

韓国語で『時間がかかる』は시간이 걸리다(シガニ ゴㇽリダ)と言います。

しかし、この『シガニ ゴㇽリダ)だけを覚えておいても日常で使える場面がほとんどありません。ですので、このフレーズを色々な形に置き換えて日常で使いやすい形に表してみます。

『時間がかかる』の言い回し

『時間がかかる』は시간이 걸리다(シガニ ゴㇽリダ)ですが、この形のままだと使える場面がほとんどありません。ですので、使いやすい形で言い回ししやすい形に変えてあなたにお届けします。

時間がかかります(丁寧)

この表現は目上の方に対して使える丁寧な言葉遣いです。初対面の方や先輩に対しても使えるフレーズです。

時間がかかります(普通)

『時間がかかります』の少しカジュアルな表現です。お友達や初対面の方で少し和んだ雰囲気になってきた時にはこの表現が使えます。

時間がかかりました

時間がかかっても

『時間がかかっても、平気さ』といった感じで使えるフレーズです。

時間がかかるから

『時間がかかるから困っちゃうよね…』といったフレーズで使えます。

時間がかかってしまいそうです

このフレーズも『時間がかかる』でよく使えるフレーズですので、覚えておかれると便利です。

時間がかかってしまいそう

先ほどの『時間がかかってしまいまそうです』よりも少しカジュアルな表現です。

時間がかかるとしたら

『時間がかかるとしたら、どのぐらいかかりますか』といった表現をしたい時に便利なフレーズです。

『時間がかかる』の言い回しのおさらい

『時間がかかる』というフレーズはあなたが日常で必ず使う場面のあるフレーズです。

ですので、使用頻度の高いものを言い回しでまとめてみました。以下にご紹介した言い回しをもう一度載せておきますのでご参考になさってみてください。

『かかる』を意味する걸리다の半端ない万能性

今回のお話のメインは『時間がかかる』です。

この『時間がかかる』で使われる『かかる』は걸리다(ゴㇽリダ)ですが、この걸리다が半端なく使える万能単語だということをあなたはご存知でしょうか?

例えば、『かかる』という言葉は『時間』以外でも色々なものにつかえますよね。

  • 壁にかかっている絵
  • 電話がかかる
  • 魔法にかかる
  • 優勝がかかった試合
  • 病気にかかる

このように「かかる」を使ったフレーズは色々な形で作ることができます。

これら全ての『かかる』で使える単語が、걸리다(ゴㇽリダ)なのです。

とても万能な単語だと思いませんか?

しかも、

  • 食べ物がのどにひっかかる
  • 飲酒運転の検問にひっかかる
  • ある問題が心にひっかかる

のような、「ひっかかる」という意味も걸리다(ゴㇽリダ)で全てカバーできます。

しかし、

걸리다(ゴㇽリダ)が全く通用しない場面

もあるんです。

それが、どんな場面なのかという部分も今回、簡単にお話させていただきます。

걸리다(ゴㇽリダ)が使えない場面とは?

大きく分けると、걸리다(ゴㇽリダ)が使えない使用禁止場面というものが存在します。

それが、以下の場面です。

  1. 『費用がかかる』と言いたい時
  2. 『鍵がかかる』と言いたい時
  3. 『音楽がかかる』と言いたい時
  4. 『手がかかる』と言いたい時

この他にも、『かかる』を使った単語が存在するのですが、この4つを覚えておくとあなたの日常はもっと快適に過ごせるようになるはずです。

では、それぞれの単語について簡単にまとめてみます。「

1.費用がかかる

『費用』がかかるのように、『お金がかかっている』という意味で使いたい場合は、들다(ドゥルダ)を使います。

お金+걸리다=ギャンブル(賭け事)

「お金をかける」と言いたい時に걸리다(ゴㇽリダ)を使ってしまうと、ギャンブルや賭けの場で「お金がかかっている」という意味になってしまいます。

ギャンブル好きな方が「お金がかかっている」という意味で使うことがあるかもしれませんが、ギャンブルに興味のない方は、表現の仕方を間違えてしまうと自分の言いたいことが相手に伝わらない可能性があります。

2.鍵がかかる

「鍵がかかる」の表現として「かかる」を使いたい場面では一般的には韓国人は걸리다(ゴㇽリダ)を使いません。

『鍵がかかる』と言いたい場合は、잠기다(チャㇺギダ)を使って『鍵がかかる』と表現することが一般的です。

この잠기다(チャㇺギダ)には「閉める」という意味があるので直訳すると「鍵がしまる」という意味で使われる表現です。

それから、「鍵がかかる」という意味は最近ではオートロックの家やマンションが一般的になってきていますよね。

そういった勝手に鍵がかかる「オートロックシステム」での鍵が勝手にかかるという意味です。

鍵は「あなた」がかけないとかかりません。

ですが、オートロックの鍵のことで使いたい場合は、잠기다(チャㇺギダ)が使えます。

3.音楽がかかる

音楽や曲が「かかる」と言いたい時もありますよね。

「音楽がかかる」と言いたい時は、음악이 나오다(ウマギ ナオダ)と表します。

4.手がかかる

手がかかる=手がいく

日本語には「手がかかる」と似ている意味に「手がいく」という意味があります。

『手がかかる』は韓国語で손이 가다(ソニ カダ)と表します。

손이 가다(ソニ カダ)を直訳すると『手がいく』という意味になり、この表現がまさに「手がかかる」という意味で使われる言葉です。

今回のお話のまとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は韓国語で「時間がかかる」についてのお話と、「かかる」を使った言い回しについて色々とお話させていただきました。

韓国語で「時間がかかる」は시간이 걸리다(シガニ ゴㇽリダ)です。

ですが、「かかる」を使った言い回しや表現はいくつもありますので、あなたが日常でさらに自分の伝えたい表現をしたい場合は、

1つの単語を覚える時に色々な場面で使えそうな単語やフレーズも一緒に覚えておくこと

で効率よく韓国語の力を引き出すことができます。

今回のお話が少しでもあなたの役立つ情報になれば幸いです。

長文読んで下さりありがとうございます。

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