「赤い」は韓国語で빨갛다(パルガッタ)と言います。
「赤い」を使った言葉には色々な使い方がありますよね。
「赤い血」
「赤い花」
「目が赤い」
実は、「赤い」を使った表現には、빨갛다(パルガッタ)以外にも色々な単語があります。
今回は、
韓国人の奥さんと結婚して6年になる私が、
韓国語「赤い」についてお話させていただきます。
「赤い」にあたる韓国語
一般的に「赤い」に当たる韓国語には、빨갛다(パルガッタ)という単語があります。
赤い、真っ赤だ
빨갛다(パルガッタ)には、「赤い」「真っ赤だ」という意味があります。
赤いの活用方法3つ
빨갛다(パルガッタ)でよく使われる表現方法について、まとめてみます。
活用例1
・赤に変わる。
빨강으로 바뀌다
「赤」を使った表現で多い表現に、「赤に変わる」という表現があります。
「赤に変わる」と言いたい場合には、빨강으로(パルガヌロ)「赤に」、바뀌다(バッキダ)「変わる」。この2つの単語を使って表されます。
《例文》
・信号が赤に変わる。
신호등이 빨간불로 바뀌었다
活用例2
・赤くなる
빨개지다
「赤い」を使った表現で使われやすいものに「赤くなる」という表現も多いですよね。
「赤くなる」は、빨개지다(パルゲジダ)と使います。
《例文》
りんごが赤くなる。
サグァガ パルゲジダ
사과가 빨개져
「赤くなります」と言いたい場合には、빨개져요(パルゲジョヨ)と使います。
活用例3
「赤い」を使った表現方法として3つ目に「赤い」という表現方法があります。
「赤いリンゴ」「赤いトマト」「赤いイチゴ」
このように、「赤い」には色々なものが使えますよね。
「赤い」は、빨간(パルガン )と使います。
《例文》
・赤いリンゴ
パルガン サグァ
빨간 사과
このように、빨갛다(パルガッタ)には「赤い」という意味があります。そして、빨갛다(パルガッタ)には「鮮やかな赤」を指し示しています。
この「鮮やかな赤」対して、典型的な赤色から赤茶色や赤黒い色までをカバーしてくれる、万能な単語が存在します。
2「赤い」の万能単語はこれ!
빨갛다(パルガッタ)は「鮮やかな赤」に対して限定されています。
これに対して、
赤色から少し黒い色や赤茶色など、幅広い「赤っぽい色」をカバーしてくれる単語があります。この単語を知っていると、非常に便利なのです。
赤黒い色から赤茶色まで
붉다(プッタ)には、典型的な「赤い」という意味だけではなく、赤黒い色から赤茶色まで幅広い色に対応しています。
例えば、「赤いレンガ」「赤い瓦」のように、赤ではないけど「赤っぽい茶色」「黒っぽい赤色」といった表現をしたい場合にも使える単語です。
붉다(プッタ)の活用例
例えば、公園に咲いているバラをイメージしてみてください。
このように、少し黒ずんだ赤色に対しても、붉다(プッタ)は使えます。
使い方としては、
・公園に赤いバラが咲いています。
공원에 붉은 장미가 피어 있어요
붉다(プッタ)を使って「赤い」と言いたい場合には、붉은(プルグン)と使います。
それから、「目が赤くなる」と言いたい場合にも、この붉다(プッタ)を使うことが一般的です。
・目が赤くなった。
눈이 붉어졌다
それから、赤い太陽といった言い方もできます。
赤い太陽が昇る。
붉은 태양이 떠오르다
・赤いレンガ
붉은 벽돌
このように、典型的な赤をはじめ、赤黒い色や赤茶色まで幅広い赤っぽい色に対して붉다(プッタ)が使えます。
ここまでのおさらい
今回は、韓国語「赤い」について2つの単語についてお話させていただいております。
韓国語で「赤い」に関する単語には、빨갛다(パルガッタ)と붉다(プッタ)の2つがあります。
빨갛다(パルガッタ)は、主に「鮮やかな赤」を意味した赤です。
「信号が赤に変わる」「赤いリンゴ」
このような言葉が言いたい場合には、빨갛다(パルガッタ)を使います。
これに対して、붉다(プッタ)という単語もあります。
この붉다(プッタ)は、典型的な赤い色から、赤黒い色や赤茶色まで幅広い赤っぽい色に対して使うことができます。
「赤いバラ」「赤い斑点」「目が赤い」
このような表現を言いたい場合には、この붉다(プッタ)を使います。
ここまで、2つの単語をお話させていただいたのですが、実は、빨갛다(パルガッタ)とほぼ同じように使うことが出来る単語があります。
興味のある方は、続きを読んでいただけると嬉しいです。
3빨갛다と同じ単語
빨갛다(パルガッタ)には、「鮮やかな赤」という単語があるのですが、実は、ほぼ同じように使える単語が存在しています。
その単語とは、새빨갛다(セパルガッタ)という単語です。
この새빨갛다(セパルガッタ)も「真っ赤だ」という意味があります。
使い方
この새빨갛다(セパルガッタ)を使った例としては、例えば、「赤い口紅」と言いたい場合には、この새빨갛다(セパルガッタ)を使って表される場合があります。
ちなみに、「赤い口紅」は、새빨간 립스틱(セパルガン リップスティック)と言います。
それから、「真っ赤な嘘」という言葉が日本語にはありますよね。
この「真っ赤な嘘」と言いたい場合にも、この새빨갛다(セパルガッタ)を使って表現することができます。
「真っ赤な嘘」と言いたい場合には、새빨간 거짓말(セッパルガン コジンマル)と使います。
ちなみに、真っ赤な嘘と言いたい場合には、새빨갛다(セパルガッタ)を使うことが一般的で、빨갛다はあまり使われません。
・真っ赤な嘘でしょ
새빨간 거짓말이지
このように、새빨갛다(セパルガッタ)は、빨갛다(パルガッタ)と同じように「真っ赤な」という意味で使われます。
ただし、「真っ赤な嘘」と言いたい場合には、새빨갛다(セパルガッタ)を使うことが一般的です。
今回のお話のまとめ
今回は韓国語「赤い」についてお話させていただきました。
赤いには、主に3つの単語があります。
빨갛다(パルガッタ)、붉다(プッタ)、새빨갛다(セパルガッタ)の3つです。
これらの単語は、それぞれ使われ方が違います。
今回の記事を読んでいただいて、少しでも色々な場面で使われる「赤い」の使い方の参考になれば幸いです。
長文読んでくださり、ありがとうございます。