韓国語パパとママの呼び方は?パパママと呼ばない謎文化、韓国裏レポート

韓国語

韓国ではパパ、ママとは呼びません。

韓国語でパパはアボジ、ママはオモニと書きます。

韓国の子どもたちを見ても、パパ、ママと呼んでいる子どもを見たことがありません。

ですが、実は、
韓国ではパパを意味するアボジ、ママを意味するオモニ自体もあまり使われてません。

その他の「呼び方」を使っているからです。

そこで、今回は韓国語パパとママについてお話しさせていただきます。

韓国語のパパとママ

[voice icon=”https://www.xn--vcsw1ah2qyr3d.com/wp-content/uploads/2019/03/9876.png” name=”ダイちゃん” type=”l”]こんにちは。韓国語専門ライターのダイちゃんです。[/voice]

韓国語でパパとママと言っている人はあまりいません。

これは私が実際に韓国に住んでみて感じる印象です。

ですので、もしかすると韓国人の中にパパ、ママと使っている人もいるかもしれません。

その可能性があるとすれば、
韓国人とアメリカ人など、英語圏と韓国人のハーフの家庭です。

このケースでは、パパママ文化が根付いても普通の事です。

ですが、一般的な韓国人の家庭でパパ、ママというアメリカンチックな呼び方はないと認識しておかれると良いです。

ちなみに、パパとママを韓国語で表すと以下のようになります。

パパ
パパ
파파

 

ママ
ママ
마마

このように、発音も全く同じようにパパ、ママと呼ぶことができます。

韓国語でパパは「アボジ」

韓国語でパパはアボジと呼びます。

韓国語で表すと以下のようになります。

お父さん
アボジ
어버지

このように表します。

このアボジは韓国の男性が自分のお父さんに対して使う呼び方です。

私の奥さんには3歳離れたお兄ちゃんがいます。

奥さんのお兄ちゃんは自分のお父さんを呼ぶときには、

「アボジ」

と呼んでいます。

「アボジ」の使い方

このように、男性が自分のお父さんに対して呼ぶ時に使われる単語が「アボジ」だと言えます。

ですが、実は、私の奥さんが自分のお父さんに対して呼ぶ時はまた別の呼び方があります。

次は、女性が自分のお父さんに対してのパパの呼び方についてまとめます。

女性のパパの呼び方とは

奥さんが自分のお父さんに対して呼ぶ時には「アッパ」と呼ぶことが一般的です。

アッパは韓国語で表すと아빠と表します。

このアッパの意味はパパという親しみのある意味になります。

私の二人の娘も私のことを「アッパ」と呼んでいます。

韓国語でママ

次に、韓国語のママについてお話しさせていただきます。

韓国語でママを意味する単語はオモニです。

オモニは韓国語で어머니と表します。

オモニと使う時

オモニは韓国語でお母さんを意味するママ的な意味です。

ですが、これは韓国の家族間ではあまり使われない単語です。

私の奥さんの家族を例に出しても、オモニと使っている人は一人もいません。

ですが、

たった一人、オモニと使わなければいけない人物

が存在します。

それが、私です。

私から見て奥さんの両親ですので、お母さんと言う意味を込めてオモニと呼んでいます。

韓国語で書くと어머니です。

つまり、義理のお母さんに対して呼ぶときは「オモニ」が普通です。

ちなみに、義理のお父さんに対して呼ぶときは先ほどご紹介した「アボジ」となります。

ですので、私は奥さんの両親に対して電話や実際に会って話をする時にはアボジ、オモニという呼び方で会話しています。

私の場合はたまに奥さんのお母さんを「マミー」といったカジュアルな呼び方をする時はあります。

私の奥さんのお母さんは仲がよいので、たまに焼肉を食べに行ってお酒を飲んだりすると、カジュアルな雰囲気になるので、とても可愛がってくれます。

韓国語カジュアルなパパとママ

これまでは少し堅苦しいニュアンスの出るパパとママについてまとめてきました。

ここからは、少しカジュアルなパパとママについてご紹介させていただきます。

カジュアルにパパ

カジュアルなパパ
アッパ
아빠

韓国語でパパをカジュアルに表現する時には、アッパと呼びます。

アッパは아빠と表します。

先ほど娘が私に対しての呼び方がアッパですよとご紹介させていただきましたが、このアッパは子どもも同様です。

そして、娘だけではなく息子がアッパと呼ぶこともあります。

ですが、このアッパの呼び方は各家庭によって変わってきます。

ですので、子どもが自分のお父さんに対してアッパと呼ぶことができるという感覚で良いと思います。

友達夫婦の息子のケース

私の韓国人の友達夫婦には娘と同い年の息子がいます。

この息子はパパのことを「アボジ」と呼んでいます。

日本でも各家庭によってお父さんの呼び方は変わると思います。

  • お父さん
  • 父さん
  • パパ
  • おとん

このように、各家庭によってお父さんの呼び方は変わってくると思いますが、アッパがカジュアルな呼び方だという意味は変わりません。

カジュアルにママ

次に、ママのカジュアルな呼び方をご紹介させていただきます。

カジュアルなママ
オンマ
엄마

カジュアルにママと言いたい時には「オンマ」と表します。

このオンマも自分のお母さんに対して使われる呼び方です。

性別に関係なく自分の母親に対して使える単語です。

このカジュアルなママを意味するオンマが家族間での呼び方になっている場合が多いです。

  • 私の友達をみてもオンマ
  • 奥さんや奥さんのお兄さんを見てもオンマ

大体、韓国では自分のお母さんはオンマが一般的であると私は捉えています。

今回のお話のまとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は韓国語のパパとママについてのお話でした。

韓国語でパパを意味する単語は「アボジ」ですが、アッパと呼ぶとカジュアルな表現になります。

そして、ママを意味する単語は「オモニ」ですが、オンマが家族での一般的な呼ばれ方です。

まとめると、カジュアルな表現ではアッパとオンマです。

また、アボジ、オモニという使い方もできます。

あなたが韓国人と結婚した時には、アボジ、オモニを使った方が無難だと言えます。

友達の距離感は世界によって違う

これは私の経験から言えます。

韓国人はフレンドリーで日本人の距離感よりもさらに近いです。

この距離感が良いという人もいますと、近すぎて疲れるという人もいます。

ですが、この距離感もあなたの付き合い方次第で変えることは可能です。つまり、工夫してより良い関係を作ることができるという意味です。

韓国人は親しすぎて疲れる

という話を聞きますが、これはあなたが距離感を保つように工夫していないだけです。

もっと言えば、あなたの相手に対するコミュニケーション不足です。

だからこそ、距離感が適切にとれないに過ぎません。

日本の基準を世界の人に合わせることは、はっきりと言ってムダです。

世界には世界の価値観や基準があるからです。日本の基準は世界の非常識だという捉え方も時として必要です。

この感覚が無いと世界の人と上手に付き合うことができません。

今回のお話が少しでもあなたの役立つ情報になれば幸いです。

長文読んで下さり本当にありがとうございます。

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