韓国語「많다(マンタ)」知って得する使い方はこの3つ!

韓国語

韓国語で많다(マンタ)は「多い」と訳される場合が多いです。

この많다(マンタ)ですが、実は「多い」と訳すとNGになってしまう場合があります。

つまり、「多い」とは訳せない場合があるのです。

많다(マンタ)を日本語の「多い」と訳してしまうと、不自然に感じる場合もあります。

今回は、韓国人と結婚して6年を迎える私が、韓国語の많다(マンタ)についてお話させていただきます。

많다(マンタ)の使い方とは?

많다(マンタ)の特徴としては「〜が多い」という使い方ができます。

例えば、「人が多い」という使い方をする場合は、普通に「多い」と訳すことができます。

・人が多いです。

サラミ マナヨ
사람이 많아요

このように、「〜が多いです」と表したい場合には、많다(マンタ)を많아요(マナヨ)に変えて使います。

・国が多いです。

ナラガ マナヨ
나라가 많아요

このような形で表すことができます。

ですが、実は、「多い」と訳すことができないパターンもあります。

「多い」と訳せないパターン

「多い」と訳しにくいパターンがあります。

その1つに「多い国」「多い人」といった表し方が挙げられます。

・多い人

マンヌン サラム
많은 사람

・多い国

マンヌン ナラ
많은 나라

このような形で韓国語では表します。

ですが、これらの表現を日本語に訳すときに「多い人」「多い国」と訳してしまうと、少し違和感がありませんか?

私は、違和感とか不自然さを感じます。

こういった場合には、「多い」とは訳さない方が、自然だと私は考えています。

「多い人」であれば、『大勢(おおぜい)の人』と訳すと、スムーズですよね。

また、大勢(おおぜい)と使った方が、上品な感じに聞こえます。

ちょっとした訳し方の差ですので、訳したい方で訳していただくのが一番だと感じています。

また、「多い国」の場合には、『たくさんの国』と訳すとよい感じています。

このように、많다(マンタ)は「多い」という言葉だけで訳してしまうと、日本語的には不自然さが残るものもあります。

ですので、注意が必要だと感じています。

この많다(マンタ)を使った表現には、まだ注意すべき点があります。

次は、もう1つの注意すべき点についてお話させていただきます。

많다(マンタ)の注意すべき点

많다(マンタ)は基本的には「〜が多い」と訳すことの多い単語です。

ですが、先ほどもお話させていただきましたが、日本語で「〜が多い」と訳してしまうと、不自然なニュアンスになってしまう場合もあります。

ここからは、もう1つの注意すべき訳し方についてお話させていただきます。

訳し方は、

「〜が多い」→「〜がたくさんある」

この使い方が適している場合があります。

例えば、「時間がたくさんある」という使い方です。

・時間がたくさんあります。

シガニ マナヨ
시간이 많아요

「時間が多いです」といっても意味的には通じますが、『時間がたくさんあります」の方が、ニュアンス的には自然な感じがします。

それから、「お金が多いです」という表現についてです。

トニ マナヨ
돈이 많아요

この韓国語を日本語で直訳すると「お金が多いです」となります。

ですが、こういった場合は、「お金がたくさんあります」の方が自然な場合もあります。

別に、どちらでも意味的には変わらないですが、「多い」を「たくさんある」という言い方にしてもオッケイですよと言いたいわけです。

それから、「友達が多いです」と訳さずに、「友達が大勢(おおぜい)います。」と訳した方が、上品な響きになる場合もあります。

・友達が大勢(おおぜい)います。

チングガ マナヨ
친구가 많아요

このような形で「多いです」を「大勢(おおぜい)います」と訳すこともできます。

ここまでのおさらい

今回は、韓国語の많다(マンタ)の使い方について、お話させていただいております。

韓国語の많다(マンタ)は基本的には「多い」と訳す場合が多いです。

「人が多いです」
「駅が多いです」
「コンビニが多いです」

こういった「多いです」と表現する際に、많다(マンタ)を使って表します。ちなみに、「〜が多いです」は이/가 많아요(イ・ガ マナヨ)と表します。

それから、많다(マンタ)を日本語に訳したいときに、「〜が多いです」と表してしまうと、不自然な響きになるケースもあります。

不自然になってしまうケースは、

多い人
マンヌン サラム
많은 사람

こういった形で表現する場合には、「大勢(おおぜい)の人」と表した方が自然です。

ですので、많다(マンタ)を많은(マンヌン)+名詞で表したい場合には、「おおぜいの」「たくさんの」といった訳し方をした方が、自然です。

それから、「〜が多いです」は、

「〜がたくさんあります」
「〜が大勢(おおぜい)います」

と訳すこともできます。

こういった訳し方も覚えておかれると、何かと便利ですよね。

最後に、많다(マンタ)を使った表現方法について、まとめてみます。

많다(マンタ)で使える表現

많다(マンタ)を使う場合には「〜が多いです」という使い方が一番使えるパターンだと考えています。

例えば、

「悩みが多い」
「文句が多い」

こういった使い方です。

こういった表現でも많다(マンタ)を使えば楽チンで表すことが可能です。

・悩みが多いです。

センガギ マナヨ
생각이 많아요

・文句が多いです。

マリ マナヨ
말이 많아요

こういった形で表すことができます。

最後に

今回は많다(マンタ)を使った便利な表現方法をたくさんご紹介させていただきました。

実は、まだ、ご紹介していない많다(マンタ)の使い方があります。

例えば、많다(マンタ)を使えば、

「年をとっている」
「情が深い」

これらの表現も使えます。

・年をとる

ナイガ マンタ
나이가 많다

・愛情が深い

ジョニ マンタ
정이 많다

このような表現方法もあります。

それから、「経験が豊かだ」「好奇心が旺盛だ」と言いたい場合にも、많다(マンタ)が使えます。

・経験が豊かだ

ギョンホミ マンタ
경험이 많다

・好奇心が旺盛だ

ホギシミ マンタ
호기심이 많다

このような形で、많다(マンタ)を使えば、「多い」という基本的な訳し方ではなくて、「深い」「旺盛」「年をとる」など、様々な形で日本語に訳すことができます。

この많다(マンタ)の使い方を少しでも使って、便利な表現ができると私もとても嬉しいです。

今回の記事が少しでも役に立つ情報になれば幸いです。

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