【韓国語】友達と恋人で「好き」の言い方は違うの?実は、同じです!

韓国語

好きは韓国語で좋아하다(ジョアハダ)と사랑하다(サランハダ)、それからあと1つあります。

사랑하다(サランハダ)は韓国語で「愛してる」を意味する単語です。

この「愛してる」、日本人はあまり使わない傾向にあると思います。

実際問題、私は奥さんに「愛してる」とはほとんど使いません。ですが、もちろん奥さんのことは「好き」ですし愛しています。日本語では「愛してる」とは使わないのですが、実は、韓国語では奥さんに対して사랑해요(サランへヨ)と普通に使っています。

ここでの注目のキーワードは「普通に、普段から、日常的に」という部分です。

つまり、韓国人の「好き」の基準と日本人の「好き」の基準には若干違いがあると思うのです。

そこで、今回は恋人と友達に使う韓国語の「好き」についてまとめてみます。

韓国語で「好き」はこの3つ

[voice icon=”https://www.xn--vcsw1ah2qyr3d.com/wp-content/uploads/2019/03/9876.png” name=”ダイちゃん” type=”l”]こんにちは。韓国語専門ライターのダイちゃんです。[/voice]

韓国語で「好き」を表す単語は、次の3つがあります。

  1. 좋다(ジョッタ)
  2. 좋아하다(ジョアハダ)
  3. 사랑하다(サランハダ)

韓国語で「好き」を表す単語にはこの3つがあります。

ですが、はっきりと言ってしまって1の좋다(ジョッタ)は「好き」という意味よりも「あなたいいね〜」という軽い感じのニュアンスがあるため、あまり「好き」というニュアンスが伝わらないと思います。

というわけで韓国語で「好き」を意味する単語は、

좋아하다(ジョアハダ)か사랑하다(サランハダ)の2つを覚えておけばオッケイです。

ただし、この2つの単語によって「好きの度合い」は異なってきます。

つまり、友達に使うのか。恋人に使えるのか。が決まってくるわけです。

ですので、「好き」の使い方を上手に活用できるようにしておくと、相手にあなたの「好き」という気持ちが伝わりやすくなります。

そこで、あなたが友達に「好き」と使うのか。「恋人」使うのか。それぞれの相手に使う際のポイントについて日本の友達事情と比べながらまとめてみます。

友達や恋人に使う「好き」の使い方

友達に「好き」と使うケースを想像してみましょう。

ジョアハダ
좋아하다

基本的に좋아하다(ジョアハダ)には「好き」という気持ちが込められています。

ですので、人に対してではなくても、モノや趣味など色々な形で使うことができる便利な単語です。

そんな便利で融通の利く좋아하다(ジョアハダ)は、恋人に対してや好きな人がいる前でよく使われる単語です。

例えば、

好きなんだけど、付き合わない?

こんな感じの会話に対しても좋아하다(ジョアハダ)はよく使われています。

好きなんだけど、付き合わない?
ジョアハンデ ウリ サギㇽレ
좋아한데   우리  사귈래?

簡単に言うと、좋아하다(ジョアハダ)は相手に告白する時にもよく使われています。

告白で使いやすいフレーズ

というわけで、せっかく좋아하다(ジョアハダ)を覚えるのであれば絶対に「告白フレーズ」を合わせて覚えておく方がお得です。

そこで、いくつかのかなり使える、しかもかなり便利で簡単なフレーズをいくつかご紹介させていただきます。

告白フレーズ1

好きなんだけど、付き会おうよ?
ジョアハンデ ウリ サギジャ
좋아한데 우리 사귀자

告白フレーズ2

好きなんだけど、付き合える?
ジョアハンデ ウリ サギㇽス イッソ
좋아한데 우리 사귈 수 있어

この他のフレーズで「告白」することもできるのですが、自分の気持ちを簡単にシンプルに伝えることも大切で、もっと言えば、フレーズを相手にシンプルに伝え、相手にきちんと伝わることの方がもっと大切なのです。

だからこそ、シンプルなフレーズの方が絶対に相手に響きます。

それから、今回お伝えしている告白フレーズはカジュアルな表現です。

もっと丁寧な表現を使って相手に伝えることも大切なのですが、そもそも、丁寧な表現を使って相手に伝えなければいけない時点で、もう少し相手との仲を縮めておくべきだと思います。

ですので、カジュアルな表現でも相手にオッケイという雰囲気ぐらいの仲にはしておくことが大切だと思います。

사랑하다(サランハダ)の使い方

ここからは、사랑하다(サランハダ)の使い方についてもお伝えさせていただきます。

사랑하다(サランハダ)はあなたも一度は聞いたことがあるフレーズではないでしょうか。

사랑하다(サランハダ)は日本語に訳すと「愛してる」という意味になります。

この「愛してる」は日本人はあまり使わない表現なのではないでしょうか?

私も奥さんに「愛してる」とはあまり使わないです。

ですが、韓国語を使う際には、奥さんにも普通に사랑하다(サランハダ)といつも使っています。

つまり、韓国人にとって사랑하다(サランハダ)は普通に使われているのです。私には娘がいますので、毎日사랑해(サランへ)と使っています。

ですが、不思議なことに娘たちには日本語で「愛してる」とは全然使っていません。

こんな感じで、韓国語であれば簡単に「愛してる」と使うことができるのですが、日本語で「愛してる」とはなかなか使わないという実情があります。

ですので、あなたに言えることは、

韓国人は사랑하다(サランハダ)を日本語のように、

重たくて少し気が重くなりそうな言葉だという感覚がない。

この部分を覚えておかれると、友達であっても恋人であってもスムーズに話が進みます。

私自身もどうして、사랑하다(サランハダ)が言いやすいかと言いますと、普通に周りの韓国人カップルや知り合いの人が사랑하다(サランハダ)と使いまくっているからなのです。

ですので、

「あー韓国人は、普通に愛してる(サランへ)を使っているんだ。これが普通なんだ」

と実際に韓国に住んでみて感覚として感じた部分が大きいので、私自身も何の恥ずかしさもなく、正々堂々と使いまくれているのだと思います。

友達に対してもサランへを使うのか?

韓国人は友達に対してもサランへと使っているの?

この質問をたまに聞きます。

答えは、イエスです。

実際問題、私の奥さんと奥さんの友達はかなり仲の良い関係にあります。

このような、仲の良い関係であり、しかも、親密であり何年もかけて深い関係にある仲であれば、普通にサランへと使っています。

このように、韓国人は사랑하다(サランハダ)を恋人だけに使うのではなく、深く親睦のある友達に対しても「愛してる」という意味をこめて使う傾向にあります。

つまり、これは私が感じる韓国語の사랑하다(サランハダ)の感覚なのですが、

사랑하다(サランハダ)の意味合いは単なる「愛してる」ではないと感じています。

[box class=”blue_box”]
もっと深くあなたをだれよりも大切に思っている。

大切な存在であり、それが恋人でなくてもあなたのことを大切に思っていますよ。

このような愛のメッセージ的な役割が사랑하다(サランハダ)には込められていると感じています。[/box]

このような意味合いだと気が重くなりそうな感じがしますが、韓国人の中ではこのようなニュアンスも含めて大切な人に対して使っていると思います。

ちなみに、私の奥さんが友達に使う際のフレーズには鉄板の使いやすい最強のフレーズが存在します。

そこで、あなたにもベストフレンドに使える鉄板のとっておきのフレーズをシェアさせていただきます。

友達に使える鉄板フレーズ

やー愛してるよ
チングヤ サランへ
친구야~ 사랑해~

このフレーズはかなり使える鉄板フレーズなので、もしもあなたに韓国人のベストフレンドができた際には一度試してみましょう。

今回のお話のまとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は恋人と友達に対して使い分ける「好き」についての韓国語についてお話させていただきました。

今回のお話をまとめると、

[aside type=”boader”]

  1. 좋아해요(ジョアへヨ)
  2. 사랑해요(サランへヨ)

[/aside]

韓国語で友達や恋人に使う単語は主にこの2つです。

좋아해요(ジョアへヨ)と사랑해요(サランへヨ)のどちらを使ったも「好き」とうい気持ちを伝えることができます。

それから、韓国人は友達に対しても普通に사랑해(サランへ)と使います。

これは、사랑해(サランへ)が単に「愛してる」というニュアンスだけではなく、相手を大切に思っているという絆という深い関係性を表す単語であるからです。

日本語の「愛」をイメージすると、

少しニュアンスが堅苦しいな。
気が重たくなるな。

このような印象を持たれる方もおられます。

ですが、韓国人はお互いの仲をきちんと言葉によって補い合うという文化が根付いていると、私は実際に韓国に住んでみて感じています。

今回のお話が少しでもあなたの役立つ情報になれば幸いです。

長文読んでくださり、ありがとうございます。

タイトルとURLをコピーしました