韓国語で「ちょうど」は何?知ってるだけで得する使い方TOP5

韓国語

韓国語で「ちょうど」は바로(バロ)と言います。

「ちょうど」と言いたいけど、この場面でもこの単語は使えるのかな・・・

せっかく単語は知っているのに、使うことに臆病になってしまっている方も多いのではないでしょうか?

「今日は、ちょうど私の誕生日です」
「今の時刻は、ちょうど3時です」
「今、ドラマがちょうど始まりました」

実は、바로(バロ)以外にも「ちょうど」に当たる単語はたくさんあります。

今回は、韓国人と結婚して6年になる私が、韓国語「ちょうど」についてお話させていただきます。

ちょうど=まさに

「ちょうど」には『まさに』というニュアンスがあります。

例えば、

「今日は、ちょうど私の誕生日です」
「このプレゼントは、ちょうど私が欲しかったものです」

こういった会話で使われる単語は、바로(バロ)です。

ですので、「ちょうど」を『まさに』に言い換えることができる場合は、바로(バロ)が使えます。

使い方

その日はちょうど私の誕生日です。
クナルン バロ ネ センイリエヨ
그날은    바로   내   생일이에요
これはちょうど私が欲しかったものです。
イゴスン バロ ネガ カッゴ シポットン ゴエヨ
이것은   바로 내가 갖고    싶었던     거예요

ちょうど=タイミングよく

「ちょうど」には、タイミング的に「ちょうど良い」というニュアンスもあります。

例えば、こんな感じです。

ちょうど、そっちに行く予定があるから・・・」
「それなら、ちょうど良い人がいるのですが・・・」
「困っている時に、ちょうど恩師に会った」
ちょうどいい時に来てくれました!手伝ってください」

こういった会話が、「タイミング的にちょうど良い」という意味での「ちょうど」です。

こういったタイミング的な「ちょうど」のニュアンスを相手に伝えたい場合には、마침(マチム)がよく使われます。

使い方

その日は、ちょうど用事があるので、一緒に行こう。
クナルン マチム ブリリ イッスニカ カッチ カジャ
그날은    마침     불일이    있으니까    같이      가자
ちょうどいい人がいるのですが・・・
マチム ジョウン サラミ インヌンデ
마침    좋은      사람이 있는데・・・
困っている時に、ちょうど先生がきた。
オリョウルテ マチム ソンセンニミ ワッタ
어려울 때        마침      선생님이         왔다

このような感じで表すことができます。

마침(マチム)の場合は、『偶然、都合の良いことができた』という場面で、よく使われる単語です。

都合の良いことに対して使われますので、相手を誘って「〜しましょう」というような『誘いの表現』をすることが多いです。

誘いの表現

簡単に、誘いの表現もいくつか載せておきます。

韓国語で「〜しましょう」と言いたい場合には、〜하자(ハジャ)や할까요(ハルカヨ)と使います。

例えば、「ちょうど良い人がいるので、紹介しましょうか?」

こういった感じで、誘いの表現をする場面が多いです。

紹介しましょうか?
ソゲ ハルカヨ?
소개   할까요?
ご飯でも行きましょう!
パビナ カジャ
밥이나  가자

こんな感じで、誘いの表現もよく使いますので、参考にしていただけると嬉しいです。

ちょうど=時刻

「ちょうど」は待ち合わせなどによる時刻に対しても使うことができます。

例えば、

「ねーねー今、何時?」
「今はちょうど12時だよ」

こういった会話は、普段の会話でよく使われますよね。

このように、時刻に関する「ちょうど」には、청각(ジョンガク)と使います。

청각(ジョンガク)は漢字で表すと「正刻」と書きます。

この청각(ジョンガク)を使う場面は、主に、時刻に対して使われます。

ですので、日常の限られた場面でしか使われません。ですが、時刻に対してはよく使われる単語ですので、覚えておかれると、非常に便利です。

なぜなら、時刻に関する「ちょうど」は、この청각(ジョンガク)しかないためです。

使い方

A:「今何時?」
ジグム ミョッシ
A:「지금 몇시?」
B:「今は、ちょうど12時です」
ジグム ジョンガク ヨルデュシイェヨ
B:「지금 정각 12시예요」

こういった場面で使うことができます。

ちょうど = 〜のところだ

「ちょうど」には「ちょうど〜のところだ」というように、使うこともできます。

ちょうど、今来たところです」
ちょうどご飯を食べていたところです」
ちょうどドラマが始まったところです」

このように「ちょうど〜のところです」と言いたい時には、막(マッ)を使います。

使い方

ちょうど、ご飯を食べようとしていました。
マッ パブル モグリョゴ ハゴ イッソッソヨ
막    밥을    먹으려고 하고  있었어요
ドラマが、ちょうど始まったところです。
デュラマガ マッ シジャクハン チャミエヨ
드라마가  막    시작한        참이에요

ここまでのおさらい

今回は、韓国語の「ちょうど」について4つの単語をお話させていただきました。

  • 바로は『まさに』
  • 마침は『タミングよく』
  • 정각は『時刻』
  • 막 は『ちょうど〜のところだ』

このように、4つの単語をご紹介させていただきました。

それぞれの場面によって使い分ける必要がありますが、この4つの単語を知っているだけで色々なバリーションで、会話をすることが可能になります。

ここまで、4つの便利な単語についてお話させていただいたのですが、実は、まだもう1つ「ちょうど」を意味する単語があります。

興味のある方は、ご覧になってみてください。

ちょうど=ぴったり

実は、「ちょうど」には『ぴったり』という意味もあります。

「財布には、ちょうど1万円が入っています」
「この味は、私にはちょうど良かった」
「この水筒は、ちょうど500ミリだ」

このように、「ちょうど」というニュアンスが「ぴったり」という意味である場合には딱(タッ)という単語で表します。

使い方

財布にはちょうど1万円が入っていた。
ジガブエヌン タッ オマンエン デュロイソッタ
지갑에는     딱    5만엔이   들어 있었다
この靴は、私の足にはちょうどだった。
イ グデュヌン ナエゲヌン タッイオッタ
이 구두는      나에게는  딱이었다

このように、「ちょうど良い」「服がちょうど似合う」のように、「ちょうど合う」という意味の「ちょうど」には딱(タッ)を使います。

それから、딱이다(タッギダ)を使って「ちょうどだ」「ぴったりだ」という表現も使うことができます。

最後に

いかがでしたでしょうか?

今回は、韓国語「ちょうど」について、お話させていただきました。

韓国語の「ちょうど」は主に5つあると考えています。

5つの単語を一度に覚えるのは、大変ですよね。

ですが、少しずつ使っていく中で、自然と口が慣れて、覚えていくこともよくあります。

今回の記事が少しでも、あなたの役に立てば嬉しいです。

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長文読んで下さり本当にありがとうございます。

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