「ペンは剣より強し」という堅苦しい言葉があります。
簡単に言うと「力ではなく話し合いによって相手を落とせ」という意味です。韓国語で表すと펜은 칼보다 강하다(ぺヌン カㇽボダ ガンハダ)となります。
ペンは日本人のイメージからするとノートに自分の考えやその日あったことをまとめるボールペンのイメージがあると思います。
ですが、韓国語でペンはファンを意味します。つまり、力ではなく話し合いによって相手を落とすと相手があなたのファンになりやすいですよ。
勝手に私がプラスの意味付けをしているだけです。
今回のお話は韓国語でペンの意味についてです。
なぜ、韓国語でファンがペンなのか?
[voice icon=”https://www.xn--vcsw1ah2qyr3d.com/wp-content/uploads/2019/03/9876.png” name=”ダイちゃん” type=”l”]こんにちは。韓国語専門ライターのダイちゃんです。[/voice]
なぜ、韓国語でファンのことをペンと発音するのか?
そもそもファンは英語なのでfan(ファン)です。
Fが入っているはずなので「ファ」じゃないの?
このような疑問をお持ちの方も多いと思います。
韓国語ではFの発音をPで発音する場合が多いです。例えば、韓国人と英語で会話すると分かることなのですが、if(イフ)という「もしも~だったら」を意味する単語も「イピ」と聞こえます。
これと同じように、韓国イングリッシュの影響を受けてアイドルや芸能人のファンを意味する発音が「ペン」になっています。
では、ボールペンを意味するペンはどう発音するのかという言うと、やっぱりペンです。ただし、ハングルが違います。
そこで、ボールペンを意味する「ペン」とファンを意味する「ペン」のハングル表記の違いについて簡単にまとめてみます。
ボールペン VS ファン
ボールペンを意味するペンは펜(ペン)となります。
一方、フファンクラブや〇〇のファンを意味するペンは以下のように表します。
このように、発音は2つとも同じですがハングル表記がそれぞれ違います。
ファンを意味するペンの使い方
どうせ韓国語を覚えるなら、KPOPとか韓流俳優や女優のファンという形で韓国の文化や語学を学ぶ方が長期的に韓国語をマスターしやすいです。
だからこそ、〇〇ファンのペンの使い方を学んでおいて損はないです。
そこで、ファンを意味するペンの使い方について簡単にまとめてみます。
あなたが誰かのファンだとしてファンを使ったフレーズが一番使いたいフレーズって何ですか?
私が誰かのファンだとしたら、
「ファンです。応援しています」
このフレーズだけでも言えるようになったら嬉しい感じがします。
たくさんのフレーズを覚えても使いこなすまでに時間がかかってしまうので、できるだけ使いやすくて忘れないような短いフレーズを武器にしておかれると良いと思います。
なぜなら、いざと言う時に使えないと時間のムダに終わってしまうからです。ですので、覚えておくフレーズも短くて覚えやすいものだけでオッケイだと思います。
以下に覚えやすいフレーズをいくつかご紹介させていただきます。
初対面では丁寧な表現がおすすめです。いきなり慣れ慣れしくファンと豪語するのではなく礼儀も必要ですよね。
それから、カジュアルに팬이에요(ペン イエヨ)も便利な表現の1つです。場所や雰囲気に応じて2つのフレーズを使い分けると良いです。
マニアックなファンを韓国語で
ファンの中でも熱狂的なファンを意味する単語もいくつかありますよね?
マニアックなファン
熱狂的なファン
など、ファンに関連した単語についてもご紹介させていただきます。
マニアックなファン
熱狂的なファン
ファンレター
韓国流ファンの略語と造語集
韓国にはファンを使った独特の略語が存在します。
ここからは、日本とは少し違ったファンの使い方について簡単にまとめてみます。
ファンのための専門マガジン
韓国語ではファンの専門マガジンが存在します。
fan+magazine
の略語で、ファンにマガジンのジンを取り付けてペンジンという単語が存在します。
イボミの熱狂的なファン
イボミという女子プロゴルフの選手がいます。
日本の中高年のおっちゃんにとても人気のある美人プロゴルファーです。韓国でもかなり人気があります。韓国ではイボミの熱狂的なファンのことを以下のように表現します。
今回のお話のまとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は韓国語ペンの意味についてお話させていただきました。
ペンを表す発音は主にボールペンの「ペン」〇〇のファンを意味する「ペン」の2つの意味があります。
ハングル表記はそれぞれ以下の通りです。
- ボールペンの「ペン」→펜
- ファンを意味する「ペン」」→팬
韓国語ではFの発音がPに変わる場合がありますので、日本人からすると「何で?」と思うこともあると思います。国が変われば、ローマ字の発音にも多少の違いがあります。ですので、日本の基準で何でも考えないことも大切ですよね。
今回のお話が少しでもあなたの役立つ情報になれば幸いです。長文読んで下さり本当にありがとうございます。