人生楽ありゃ苦もあるさ。
私は水戸黄門世代でして「楽」という言葉を聞くと水戸黄門を思い出してしまいます。
楽しちゃダメなの?
私は「楽」に対するイメージがネガティブです。
楽すると悪い
楽に解ける問題よりも難しい問題を・・・
「楽」しても別にいいんじゃないのか?
そのような思いになるときは日常でよくあります。
韓国語学習に対しても同じ気持ちで、
もちろん楽して習得したい。
楽して覚える方法はないのか?
楽して会話を上達させるコツはないのか?
「楽」をテーマにして考えることで新たなアイディアが生まれることが多いです。
実際、世の中に車やイノベーションが生まれたのも
もっと楽したい!
もっと便利な世の中にしたい!
この原動力だと思うのです。
「歩くのが辛いから、もっと便利な乗り物が欲しい」
こういった思いがイノベーションを生み出す大きな力だと思います。
つまり、「楽」が発明の原点にあるとも思います。
これは私個人の意見です。
今回は韓国語で「楽」についてのフレーズをまとめてみます。
韓国語「楽」
편하다 |
「楽だ」は韓国語で편하다と言います。
簡単な単語で本当に「楽だ」と思いませんでしたか?
「楽です」
「楽だよ」
「楽でした」
「楽だったよ」
など、「楽だ」をつかって表すことができるフレーズはとても多いですよね。
そこで、「楽だ」を使って表されるフレーズを一挙にまとめてみます。
ご参考になさっていただけると幸いです。
「楽だ」の言い回し
【楽です(丁寧)】
편합니다 |
「楽です」の丁寧な言い方は편합니다と言います。
しかし、この편합니다の言い方を使った経験は正直ありません。
それぐらい、日常会話ではあまり使われない言い方です。
この편합니다はフォーマルな場面やニュース番組、報道番組などで使われる表現です。
ですので、かしこまった表現だと言えます。
かしこまった表現を親しい親友に使ってしまうと、少し距離を感じませんか?
ですので日常会話では使われません。
せっかく覚えるのなら、
使える便利な表現を覚えた方がいいじゃん!
このように思われた方も多いと思います。
そこで、日常でよく使われる「楽だ」の表現に
【楽です(一般的)】
편해요 |
この単語があります。
この편해요は一般的な会話でよく使われる表現です。
例えば、
【気が楽です】
마음이 편해요 |
「気が楽です」と言いたい場合には、마음이 편해요と表すことができます。
それから、
【登りは苦しいが、下りは楽です】
오르막은 힘들지만 내리막은 편해요 |
このような感じで、苦しい状況と比較して「今は楽です」と言いたい場面でも使うことができます。
そして、さらに、カジュアルな表現が使いたい!
このように思われた方のために、親しい関係で使えるアットホームな表現をご紹介します。
【楽だよ】
편해 |
「楽だよ」と親しい友達や同僚に使いたい場面もあると多いと思います。
そんな場面では편해と使えば良いです。
楽な状況とさようなら
楽な状況はいつか終わりを迎えることが予想されますよね。
そんな時には、楽だった状況とおさらばしなければいけなくなります。
つまり、「楽だった」状況です。
次は、「楽でした」のような楽だった状態が終わってしまった表現についてご紹介します。
楽な状態が終わってしまった場合は、
【楽でした】
편했어요 |
편했어요と表します。
この편했어요は日常会話としてよく使われる表現です。
実は、この편했어요にも丁寧な表現があります。
それが、
【楽でした(丁寧)】
편했습니다 |
편했습니다という表し方です。
この表現はフォーマルな場面で使われるフレーズです。
フォーマルな場面にそんなに行かないよ!
と思われた方のために、カジュアルな表現についてもご紹介します。
「楽だったよ」のように少しカジュアルに表現してみたい方には、
【楽だったよ】
편했어요 |
편했어요と使うと便利です。
それから、편했어요の요を省略して편했어と使うことで、さらにカジュアルな印象が出てきます。
このように、韓国語では요を取るだけで簡単にカジュアルな表現に変えることができます。
しかし、カジュアルな表現には1つ注意する点があり、
誰に対して話をするのか。
この部分は常に気をつけておきましょう。
カジュアルな表現を使う際には、あくまでも信頼のある関係である点が欠かせません。
それから、覚えた単語は思い切って韓国人に使ってみましょう。
覚えているだけでは全然意味がないからです。
そこで、会話で使える表現があります。
それが相手に質問するフレーズです。
何か難しいように聞こえるかもしれませんが、かなり簡単です。
その方法が、これまで習ったフレーズの語尾を上げて相手に質問するという方法です。
例えば、
【楽ですか?】
편해요?⤴︎ |
「⤴︎」の記号があるように、最後の言い方を質問する形に変えるだけです。
この質問方法であれば、日常のフレーズを1つ覚えれば質問する際でもフレーズを変えずに言い方を変えるだけで質問の形を作ることができます。
私自身は、韓国語を話せるようになるために、覚えた単語はすぐに相手に使って試していました。
それから、韓国人と会話することが少し慣れてくると、
私には使いたい表現が出てきました。
次は、私が使いたくなったある表現方法についてご紹介します。
私が使いたくなったある表現とは、
「〜ですね」の表現方法
です。
例えば、
「美味しいですね」
「楽しいですね」
「楽ですね」
「かっこいいですね」
このように、日本語では「〜ですね」という表現をよく使いませんか?
私自身はこの「〜ですね」という使い方を韓国人と会話する際にもよく使っています。
「楽ですね」と言いたい場合には、
【楽ですね】
편하네요 |
편하네요と使います。
それから「楽だね」と言いたい場合には、
【楽だね】
편하네 |
편하네と使います。
〜ですねの「ね」は日本語でも韓国語でも同じで語尾に네がついていますよね。
簡単に「〜ですね」の文を作ることができますので、ぜひご参考になさってみてください。
楽ではない場合
ってありませんか?
楽の反対は「辛い」です。
辛い状況、もしくは、楽ではない状況だと言えます。
「楽ではないです」と言いたい場合は、
【楽ではないです】
편하지 않아요 |
편하지 않아요と使います。
実は、この「楽ではない」という言い方には色々な言い方があります。
例えば、
안 편해요
と表現することもできます。
それから、そもそも、楽ではないという言葉は「居心地が悪い」という意味を指しています。
ですので、
불편해요という表現も使うことができます。
ちなみに、불편を漢字で表すと「不便」という意味になります。
それから、「楽じゃないよ」と言いたい場合には、
【楽じゃないよ】
안 편해 |
불 편해 |
のように表現することができます。
また、편하지 않아と表現することもできますが、
私個人的には안 편해
の言い方をよく使っています。
相手に対して「楽そうですね」と言いたい場合には、
【楽そうですね】
편하겠네요 |
と表すこともできます。
それから、「楽になりました」と言いたい場合は、
【楽になりました】
편해졌어요 |
と表すことができます。
今回のお話のまとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は韓国語「楽だ」の言い回しについてお話させていただきました。
日本語の「楽だ」に当たる韓国語は편하다と言います。
「楽です」
「楽だったよ」
「楽でした」
「楽になりました」
「楽ですね」
今回は色々な言い回しについてお話させていただきましたが、
誰に対してお話するのか。
どんな場面なのか。
状況や話をする相手によって言い回しや表現は変わってきます。
最後まで読んでいただいた方のためにおまけの言い回しをご紹介させていただきます。
おまけフレーズ
今回のおまけフレーズは
「楽に休んでください」
「靴は楽ですか」
この2つのフレーズについてご紹介させていただきます。
【楽に休んでください】
편하게 쉬세요 |
【靴は楽ですか】
신발 편해요 |
一つ目の「楽に休んでください」は「くつろいでください」という意味で表す表現です。
それから「靴は楽ですか」を表す신발 편해요です。
この表現は「履きやすいですか?」という意味でも使われる便利な表現です。
1つのフレーズですが、複数のニュアンスを含んでいるものもありますので、一緒に覚えておかれると便利だと思います。
今回のお話が少しでもあなたの役立つ情報になれば幸いです。
長文読んで下さりありがとうございます。