韓国語で「分かりました」の敬語は알겠습니다(アルゲッスンニダ)と言います。
「二度とこんなことするんじゃないよ」
「分かったか?」
「はい。分かりました」
このように、誰かに間違いを指摘されたり上司などに何かを教えてもらったりした時に「分かりました」の敬語で알겠습니다(アルゲッスンニダ)を使えばよいです。
このアルゲッスンニダはあなたの日常でよく使われるとても便利な単語です。
ですので、覚えておかれるとあなたの役立つ単語になること間違いありません。
しかし、実は、このアルゲッスンにダは別の単語をつかって「分かりました」と表す場面があります。
そこで、今回は韓国語で「分かりました」の単語の使い分けから敬語の表し方を発音つきでお話させていただきます。
韓国語「わかりました」の敬語について
[voice icon=”https://www.xn--vcsw1ah2qyr3d.com/wp-content/uploads/2019/03/9876.png” name=”ダイちゃん” type=”l”]こんにちは。韓国語専門ライターのダイちゃんです。[/voice]
韓国語で広く一般的に使われている「分かる」に当たる単語は알다(アㇽダ)です。
この알다(アㇽダ)を敬語にすると알겠습니다 (アㇽゲッスンニダ)と表し「分かりました」という敬語に置き換えることができます。
ですが、先ほども言いましたが、「分かりました」の韓国語はこの알다(アㇽダ)だけではありません。
実は、場面やあなたが使いたい状況によって使える単語が変わってくるのです。
よく、韓国語の言い回しのフレーズを見ているとこの 알다(アㇽダ)を使ったアルゲッスンニダが載っていますが、実は、この単語以外にも「分かりました」を意味する単語があるのです。
そこで、まずは、この알다(アㇽダ)の使い方を押さえた後に、他の「分かりました」を意味する単語についてもお話させていただきます。
分かりました=理解した
「分かりました」の意味が「理解しました」と言い換えることができる場面ってありますよね。
例えばシンプルな話をすると、
「単語の使い方が分かりました」
「この答えが分かりました」
このように、単語の意味や質問や問題の答えに対して「分かりました」と言いたい時に알겠습니다(アルゲッスンニダ)と使います。
この場面での分かりましたとは、つまり、「理解しました」とい意味に置き換えることができます。
このような時に使える単語が알겠습니다(アルゲッスンニダ)です。
アルゲッスンニダの例文
この例文にあるように、お互いの気持ちが分かりましたといった表現したい場合でもアルゲッスンニダが使えます。
ですので、あなたが日常で使いやすい単語をピックアップしてお話しております。
分かりましたの発音1
【アルゲッスンニダ】
分かりました=明らかになりました
次に、「分かりました」の意味合いで「明らかになりました」と置き換えることができる単語についてお話させていただきます。
「嘘をついてもすぐ分かりました」
「犯人が捕まり事件の真相が分かりました」
このような時でも、「分かりました」が使われますよね。
しかし、先ほどの「分かりました」とは少し意味合いが違うことに気づかれていますか?
実は、例文に出した「分かりました」は言い換えると「明らかになる」というニュアンスが含まれています。
例えば、嘘をついていたけど、その嘘が「明らかになった」といった意味合いに置き換えることができますよね。
このように、
調べていく過程で新たな事実が明らかになった
このようなニュアンスが出てくる単語です。
ですので、嘘をついている人や事件の真相というテーマではよくこの밝혀지다(バルキョジダ)が使われます。
それから、この밝혀지다(バルキョジダ)はダイエットの誇大広告で嘘っぱちだと分かった場合などでもよく使われる単語です。
つまり情報や放送内容をはじめ、容疑者が虚偽の発言をしていた時などによく使われる単語です。
ちなみに、この밝혀지다(バルキョジダ)は敬語に直すと밝혀졌습니다(バルキョジョッスンニダ)となります。
バルキョジダの例文
嘘をついてもすぐに分かりましたの表現や事件の真相が分かりましたの表現は非常によく出てくる表現パターンですので、覚えておいて損は1ミリもありません。
それから、このバルキョジダは「明らかになる」というニュアンスの他に「~という事実が分かった」というニュアンスがあります。
また、バルキョジダの他にも似たような単語に알려지다(アㇽリョジダ)もあります。
ちなみに、アㇽリョジダの敬語はアㇽリョジョッスンニダと表現します。
この単語にも「明らかになる」という意味合いで使われる単語です。
バルキョジダでもアㇽリョジダでもどちらの単語を使っても意味合いは変わりません。
要点のまとめ
バルキョジダとアㇽリョジダの場合は、
特定の誰かが知った・理解したという意味合いではなく、
広く世の中に事実が判明した
という意味合いが強いです。
分かりましたの発音2
【バルキョジョッスンニダ】
分かりました=見て分かった
「分かりました」には見てそれが分かった・誰か分かったという意味合いが含まれているケースがあります。
例えば、
「顔を見ただけで、韓国人か日本人かが分かりました」
「文字の書き方を見て友達だと分かりました」
これらの例文にあるように、「見てそれが分かった」というニュアンスが含まれている場面で使える韓国語は알아보다(アラボダ)を使います。
この알아보다(アラボダ)を敬語に直すと알아봤습니다(アラバッスンニダ)と表すことができます。
ですが、私自身、この単語を敬語に直して使ってことが一度もありません。
使ったことはあるのですが、この敬語の形でアラバッスンニダといった表現は、あなたの日常であまり使わない表現だと覚えておかれると良いです。
それよりも、알아보다(アラボダ)を使った簡単でよく使える言い回しがあるので、そのフレーズをあなたのシェアしておきます。
その言い回しが「一目で分かるように」です。
例えば、
「一目で分かるように整理整頓した」
「何のファイルか一目で分かるように題名をつける」
このように、あなたが何か掃除をしたり、片付けをしたりした時などに「一目でわかるように」という表現ってよく使いませんか?
このフレーズ、あなたにとってすごく価値の高い単語ですので、簡単にご紹介させていただきます。
一目で分かるように
このフレーズはあなたの日常生活でかなり使える便利なフレーズですので、ぜひ活用してみてください。
分かりました=聞いて理解した
「分かりました」には「聞いて理解しました」のニュアンスで使われる場面があります。
例えば、
「演説が難しすぎて分かりませんでした」
「あの人は何が言いたいのかよく分かりました」
このように、「聞いて理解できませんでした」と言いたい場面や逆に「言いたいことがよく分かりました」と言いたい時などに使える単語があります。
このように「聞いたことがよく分かりました」という意味で使われる単語に알아들다(アラトゥルダ)があります。
この알아듣다(アラトゥッダ)を敬語に言いかえると알라들었습니다(アラトゥロッスンニダ)となります。
この알아들었습니다(アラトゥロッスンニダ)は聞いて内容を理解したり、聞き取れたりするという意味での「分かりました」を意味する単語です。
알아듣다(アラトゥッタ)の例文
分かりましたの発音3
【アラトゥロッスンニダ】
今回のお話のまとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は韓国語「分かりました」で使える単語4つの敬語の表し方を発音つきでお話させていただきました。
「分かりました」と言えば알겠습니다(アルゲッスンニダ)だけだと思っている人も多いです。
もちろん、
大部分はアルゲッスンニダだけで十分通用します。
ですので、まず覚えるべき単語はアルゲッスンニダです。
ですが、アルゲッスンニダ以外にも使える単語を知っておくことで、あなたの韓国語表現をなめらかにスッキリとスムーズに相手に伝えることができるようになります。
つまり、まるでネイティブの韓国人のようにスラスラと話すことができるようになるわけです。
しかも、スラスラと話せるようになれるということは、それだけあなたの中に自信が芽生えることになります。
この自信があなたをもっと魅力的な人間へと成長させるのです。
今回のお話が少しでもあなたの役立つ情報になれば幸いです。
長文読んで下さりありがとうございます。
今回のお話を音声でもまとめています
もしよろしければ、空いている隙間時間などを効果的に活用して音声の方も聞いてみてください。
本日もありがとうございます。