韓国人だけが知っている、韓国語「チンチャ」の意味は何?

韓国語

チンチャは韓国語で진짜と書きます。

진짜(チンチャ)の意味知ってますか?

10人中8人に尋ねると間違いなく、

「あ~そんなの知ってるよ。」

「本当とかマジっていう意味でしょ!」

と自信満々な顔をしてこの答えが返ってきます。

そこで私はこのような人たちに、

「진짜(チンチャ)って面白い言葉ですよね~

驚いた時や相手の話を聞く時にも使えますもんね~」

このように言うと、

「はあ?」

とほとんどの人が首をかしげて私の方を向き、

「あなた진짜(チンチャ)の意味分かってるの?」

という心の声が聞こえてきます。

私はその瞬間に逆に、

「진짜(チンチャ)を使いこなせていないB級学習者だな…」

と思っているんです!

そして、

「진짜(チンチャ)の使い方について、

●●で〇〇するともっと相手に伝わりますよ…」

と言うと相手から

「えッ!そうだったんですか。」

と驚かれることも少なくないのです。

というわけで、

「そんなの分かってるよ!」と思っているあなたに是非読んでいただきたい内容です。今回のテーマは韓国語の진짜(チンチャ)の意味についてです。

진짜(チンチャ)多用者の落とし穴とは?

[voice icon=”https://www.xn--vcsw1ah2qyr3d.com/wp-content/uploads/2019/03/9876.png” name=”ダイちゃん” type=”l”]こんにちは。韓国語専門ライターのダイちゃんです。[/voice]

あなたの周りにやたらと

진짜(チンチャ)を使いたがる人はいませんか?

このような人を진짜(チンチャ)多用者と言います。

では、どうして진짜(チンチャ)を多用するといけないのか?

この答えですが、

あなたが本当に伝えたい時に相手に伝わらないから

です。

話の中に何度も진짜(チンチャ)を入れてしまうと、あなたが本当に心から言いたいポイントが分からなくなってしまうわけです。

つまり、

あなたが言いたいことが相手に全く伝わらない!

という落とし穴に陥る可能性が高くなります。

どうして、言い切れるかと言いますと、

私は진짜(チンチャ)多用者だった

からです。

ちなみに、私はオーストラリアに留学に行った経験がありますが、진짜(チンチャ)多用者はたぶん英語で話すときにreally(リアリー)を多用する人が多いです。私もreally(リアリー)を使いまくっていたタイプだったのです。

というわけで、진짜(チンチャ)という単語自体は非常に便利な単語なのですが、この単語はあなたが本当に言いたい時まで、我慢して最後にズバッと使う。’

この部分を大切にしていただけると、あなたが上級でプロ級の진짜(チンチャ)マスターになれると思います。

私はまだまだ修行中の身ですが、かなり진짜(チンチャ)を使いこなすことがで出来るようになってきています。

どうして、私が使いこなせるようになってきているのか?

と言いますと、진짜(チンチャ)の意味を奥さんに聞いて正しい使い方と使える場面を聞いて、実際に友達と話して練習しているからです。

知識だけでは使いものにならずに腐ってしまうので、知識にプラスして「経験」という要素が非常に大切だと感じています。

というわけで、まず、あなたがすべきことは、

진짜(チンチャ)の意味を理解する

ことです。

진짜(チンチャ)は大きく3つの使い方しかありません。つまり、3つだけ学べばあなたの味方になってくれる召使い的な単語なのです。

そこで、진짜(チンチャ)の意味から学んでいきましょう。

韓国人流、진짜(チンチャ)の意味

大切なポイントは何度も言わせていただきますが、韓国人が진짜(チンチャ)をどのような意味付けに置いているか。

この部分です。

そこで簡単に以下にまとめてみます。

진짜(チンチャ)の意味をまとめると、このようにまとめることができます。

「あーそうだったんだ」で終わってしまうと、非常にもったいないですので、具体的に使える場面や使い方についてもまとめてみます。

使い方1”ここぞ”のチャンスで爆発

1つ目の진짜(チンチャ)のタイプは、

我慢して我慢して、ここぞ

という時に一気に爆発させるタイプです。

つまり、自分の伝えたい思いを強調させて相手に伝えたいケースで使えます。

簡単な例を出しますと、

  1. おいしい
  2. ”めっちゃ”おいしい

1と2を比較すると、間違いなく2の方が気持ちが強いですよね。

ですが、ここでのポイントは、このめっちゃを多用しないことです。

なぜなら、話の中に、

これ、めっちゃうまい。

これもめっちゃうまいね~

この料理もめっちゃおいしいね~

このように使ってしまうと、

だらだらとしたタダの口ぐせかな…

といった印象しか残りません。

だからこそ使うのを我慢して、

最後にズバッと

このように使うわけです。

このように我慢を一気に爆発させて相手に伝えるだけで、相手からすると「とてもおいしかったんだね」という気持ちが伝わるのです。

だからこそ、진짜(チンチャ)を使うキーワードは、

我慢、我慢、我慢、我慢…爆発!

この考え方を身につけてみましょう。

使い方2会話にダイナミックな驚きを追加

진짜(チンチャ)を使いこなすために、絶対避けては通れない場面があります。

それが、自分が知らなかった驚きを相手に表現する時です。

この場面、お互いの会話がかなり盛り上がるので、絶対に진짜(チンチャ)を使うべきです。

簡単な例を出しますと、

突然、A君から、

「俺、実は1カ月前に結婚したんだよね~」

思わず、「マジっすか!」

と言いたくなりませんか?

정말(チョンマル)を使って「本当なの?」という言い方もできますが、진짜(チンチャ)を使うことでさらにその場が温かい雰囲気で包まれます。

このように、

  • 相手からあなたの知らない情報を知らされた時。
  • 自分自身の独り言として「マジか…」と言いたい時。

この2つの場面であなたが使うと、かなり効果的な会話ができるようになります。

使い方3話しのプロは相槌がうまい!

진짜(チンチャ)をフルに活用する上で、欠かせない要素に「同調テクニック」があります。

つまり、相手の話の耳を傾け、

「そうなんですね~」と相手が話しやすい雰囲気を作っていく。

あなたが聞き上手になるためにテクニックだと言えます。

このテクニックの要素で使える単語が진짜(チンチャ)なのです。

あなたがすることは、うんうんと首を縦に振りながら、

このように言いながら相手の話を聞くようにすると、相手との雰囲気がジワジワと温かい空気で包み込まれていくかもしれませんね。

진짜(チンチャ)を使うケースで注意しなければいけない点は、

同じフレーズであっても声のトーンを意識する

という点です。

진짜야(チンチャヤ~)という一言であっても、

驚いたように言うのか、相手に頷きながら言うのかで相手に与える印象が全く変わってきますよね。

このように、同じフレーズであっても場面によって声のトーンを意識することはとても大切な要素になってくると思います。もちろん、진짜(チンチャ)に限ったことではありません。

声のトーンやリアクションにも意識を置きながら、진짜(チンチャ)を使ってみましょう。

最後に

いかがだったでしょうか。

今回は韓国語の진짜(チンチャ)の意味と使い方について簡単にまとめてみました。

韓国語の意味をもう一度、以下にまとめてみます。

  1. めっちゃ・マジで
  2. 驚いた時の「マジっすか!」
  3. あーそうなんだ~

主に、3つの意味が진짜(チンチャ)にはあります。

この3つをいきなり最初から完璧に使いこなそうと思うと、頭がパニック状態になってしまうかもしれません。

いきなり焦って使うよりも、1日1回でも良いので진짜(チンチャ)が使える場面で誰かに使ってみるということがオススメです。

もちろん、진짜(チンチャ)を多用することでの欠点もありますが、慣れるということも大切なので場面を見極めて使ってみましょう。

使ってみないと分からない部分が多いのです。

今回のお話が少しでもあなたの役立つ情報になれば幸いです。

長文読んで下さり、ありがとうございます。

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