韓国語で「使う」は、쓰다(スダ)と言います。
「お金を使う」
「魚を使った料理」
「普段は電車をよく使う」
実は、쓰다(スダ)以外にも他の単語を使って表す場合もあります。
今回は、韓国語「使う」の使い方についてお話させていただきます。
韓国語「使う」
韓国語で「使う」は、쓰다(スダ)と表します。
쓰다(スダ)には、「使う」という意味があります。
「筆を使って書く」
「肉を作って料理する」
このように、「使う」ということは、いろいろな場面で使われる言葉です。
쓰다(スダ)の例文
【お金を使います】
돈을 써요
「使います」と言いたい場合には、써요 (ソヨ)と使います。
써요(ソヨ)と言っても丁寧な表現なのですが、実は、もっと丁寧に表す方法もあります。
【使います(丁寧)】
씁니다
さらに、丁寧に「使います」と言いたい場合には、씁니다(スンニダ)と言うこともできます。
씁니다(スンニダ)は、目上の方や、ニュースや報道番組など、フォーマルな場面で使われるフレーズです。
その一方で、カジュアルに表現したい場合もありますよね。
「お金を使うよ」
こういったカジュアルな表現です。
【使うよ】
써요
「使うよ」と言いたい場合には、써요(ソヨ)と使います。
「使っている」の言い方
次に、「使っています」という言い方についてもお話させていただきます。
「使っています」と言いたい場合には、
【使っています】
쓰고 있어요
쓰고 있어요(スゴ イッソヨ)と使います。
例えば、
【この料理は、良い材料を使っています】
이 요리는 좋은 재료를 쓰고 있어요
「この料理は、良い料理を使っています」と言いたい場合には、上のように表すことができます。
「料理」は、韓国語では요리(ヨリ)と表します。
また、材料は韓国語では재료(ジェリョ)と言います。
ちなみに、「使うつもりです」の言い方についてもお話させていただきます。
【使うつもりです】
쓸 거예요
「使うつもりです」の言い方は、まだ使っていないけど、「これから使うかもしれない」という意味です。
それから、「使ってみる」という言い方も何かと便利な言い方ですよね。
【使ってみます】
써봐요
「使ってみます」は、써봐요(ソバヨ)という形で表すことができます。
例えば、
ゴルフをされている方であれば、
「新しく買ったゴルフクラブを使ってみる」
새로 산 골프 클럽을 써봐요
このように、表現することができますよね。
それから、女性の方であれば、
「新しく買った化粧品を使ってみる」
새로 산 화장품을 써봐요
このように表すこともできます。
何かお試しで使いたいものがある場合には、「使ってみる」という言い方が便利です。
それから、「使ってみます」には、こんな言い方もできます。
【使ってみます】
써 볼게요
「使ってみます」と言いたい場合には、써 볼게요(ソ ボルケヨ)と使って表すこともできます。
「使ってください」の言い方
誰かに「使ってください」と言いたい場合もありますよね。
実は、「使ってください」と言いたい場合には、2つの言い方があります。
スセヨ
쓰세요
ソ ジュセヨ
써 주세요
この2つの言い方です。
この2つの言い方は、どちらも「使ってください」という意味を表しています。
ですが、ニュアンスが少し違ってきます。
1の쓰세요(スセヨ)の場合、相手に対して「どうぞお使いください」というニュアンスで使われることが多いです。
一方、2の써 주세요(ソジュセヨ)の場合、使ってもらうことによって、自分に利益があってお願いしているというニュアンスがあります。
どちらも、「使ってください」という意味ですが、ニュアンスは若干の違いがあります。
ちなみに、「使ってもいいですか」の言い方についてもお話させていただきます。
【使ってもいいですか】
써도 돼요
「使ってもいいですか」と言いたい場合には、써도 돼요(ソドデヨ)と使います。
【これ、使ってもいいですか?】
이것 써도 돼요?
「これ使ってもいいですか」と言いたい場合は、이것 써도 돼요?(イゴ ソドデヨ)と使います。
「使えます」「使えません」の言い方
「●●を使うことができます」
「●●を使うことができません」
このように言いたい時も、よくあるかと思います。
【使えます】
쓸 수 있어요
【使うことができます】
쓸 수가 있어요
「使えます」「使うことができます」と言いたい場合には、それぞれ上記のように表すことができます。
また、
【使えません】
못 써요
「使えません」と言いたい場合には、못 써요(モッソヨ)と表します。
それから、「使うことができません」という言い方は、
【使うことができません】
スルスガ オプソヨ
쓸수 가 없어요
スルスガ モッテヨ
쓸 수가 못 해요
この2つの言い方ができます。
どちらの言い方でも、意味はそんなに変わりません。
「使ったことがあります」の言い方
「使ったことがあります」と言いたい場合には、
쓴 적이 있어요
このように、使います。
逆に、使ったことがない場合には、
쓴 적이 없어요
このように、表すことができます。
それから、おまけで「使わなければいけません」という言い方についても、まとめてみます。
【使わなければいけません】
써야 해요
【使わなければなりません】
써야 돼요
「使わなければいけません」のように、強制的な感じで使うことが義務付けられている言い方は、上記の2つの言い方ができます。
そのほかにも、
【使わないといけません】
안 쓰면 안 돼요
この言い方もできます。
쓰다で使える例文2つ
쓰다で使える例文を2つご紹介します。
「この化粧品、私も使ってるよ」
「私もそれ、使ってみたい」
この2つの会話は、よく使われるフレーズの2つです。
【この化粧品、私も使ってるよ】
이 화장품 나도 쓰고 있어
【私もそれ、使ってみたい】
나도 그거 써 보고 싶어
「それ」「これ」「あれ」の3つの単語だけを知っていれば、単語の意味がわからなくても代用できます。
ですので、覚えておかれると便利だと思います。
【これ】
이거
【それ】
그거
【あれ】
저거
「使ってみたい」は、써 보고 십다(ソ ボゴ シプタ)と言います。
「使ってみたいです」と言いたい場合には、
써 보고 싶어요(ソ ボゴ シポヨ)と使います。
使ってみたけど・・・
「使ってみたけど、あまりよくなかった」
「使ってみたけど、私のスタイルではなかった」
このように、実際に使ってみたけど、自分と合わない場合もありますよね。
こういった場合に使えるフレーズが、
「使ってみたけど」
です。
【使ってみたけど】
써 봤지만
「使ってみたけど」と言いたい場合には、써 봤지만(ソ バッジマン)と使います。
「使ってみたけど、よくなかったです」
써 봤지만 좋지 않았어요
「使ってみたけど」という言い方には、他にも言い方があります。
【使ってみたけど・・・】
써 봤는데
「使ってみたけど」は、써 봤는데(ソバッヌンデ)がよく使われています。
それから、「よくないです」と言いたい場合には、
안 좋아요
この言い方も良く使われています。
쓰다以外の単語
ここまで、쓰다(スダ)の使い方についてお話させていただいております。
쓰다(スダ)は、韓国語で「使う」という意味があります。
「料理に肉を使う」
「お金を使う」
このように、道具や材料をはじめ、手段などに対しても幅広く使われる単語が쓰다(スダ)です。
ですが、実は、この쓰다(スダ)が使えない時があります。
쓰다(スダ)が使えない時
쓰다が使えない時が存在します。
2機会
この2つの場合は、쓰다(スダ)が使えません。
例えば、
「バスを使って駅に行きます」
「夏休みを使って海外に行きます」
このように、交通手段や夏休みという機会を利用する場合には、쓰다(スダ)は使えません。
交通手段や時間をはじめ、夏休みなどの機会を使う場合は、이용하다(イヨンハダ)を使って表します。
つまり、「利用する」という意味で「使う」と使う場合に이용하다(イヨンハダ)が使われます。
例文
【バスを使って移動します】
버스를 이용해서 이동해요
「バスを使って」を言い換えると、「バスを利用して」という意味になります。
ですので、この場合は이용하다(イヨンハダ)を使って表すことができます。
【夏休みを使って、旅行に行きます】
여름 방학을 이용해서 여행을 가요
このように、「夏休みを利用して旅行へ行く」と言い換えることができるので、이용하다(イヨンハダ)が使えます。
【普段は、よくバスを使います】
보통 때는 많이 버스를 이용해요
「気を使う」の言い方とは
日本語には、「気を使う」という言い方がありますよね。
【気を使う】
신경을 쓰다
【気を使います】
신경을 써요
【気を使わせて、ごめんなさい】
신경 쓰게 해서 미안해요
「気を遣わせてしまい」と言いたい場合には、신경 쓰게 해서(シンギョン スゲ ヘソ)と使います。
日本では、「気を遣わせてすみません」という文句はよく使われる形です。
ですが、韓国では、「気を遣わせて」という形はあまり使われません。
これも文化の違いだと思いますが、日本語には、謝罪に関係した言葉が多いように感じます。
「気を使う」と言いたい場合は、신경을 쓰다(シンギョヌル スダ)と使います。
신경(シンギョン)は、漢字で書くと「神経」という意味になり、「神経を使う」と直訳することができます。
「神経を使う」という意味ですので、つまり「気を使う」になるわけです。
【気を使う必要はありません】
신경을 쓸 필요 없어요
このように、表すこともできます。
ちなみに、「頭を使う」の言い方もご紹介させていただきます。
【頭を使う」
머리를 쓰다
「頭を使う」と言いたい場合には、머리를 쓰다(モリルル スダ)と使います。
【頭を使います】
머리를 써요
【気を配る】
마음을 쓰다
【気を配ります】
마음을 써요
「気を配る」と言いたい場合には、마음을 쓰다(マウムル スダ)と使います。
마음(マウム)には、「心」「気持ち」という意味があります。
今回のお話のまとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は韓国語「使う」についてお話させていただいております。
韓国語で「使う」には主に、2つの使い方があります。
이용하다(イヨンハダ)=利用する
この2つの単語です。
쓰다(スダ)の場合、
「筆を使って書く」
「魚を使った料理を作る」
「お金を使う」
このように、道具屋材料などを使うときに幅広く使われます。
また、「頭を使う」「気を使う」などに対しても쓰다(スダ)を使って表すことができます。
一方、이용하다(イヨンハダ)は、利用するという意味で「使う」と用います。
「バスを使って駅まで行く」
「春休みを使って旅行に行く」
このように、交通機関や休みという機会を使う場合には、이용하다(イヨンハダ)を使って表されます。
この交通機関や時間などの機会を使う場合には、쓰다(スダ)を使うことができないので、注意が必要になってきます。
それから例えば、
「手紙を書くのに、2時間も使ってしまった」
このように「時間を費やした」と言いたい場合には、쓰다(スダ)を使って表します。
最後に実は、「使う」には、あと1つ単語があります。
最後まで読んでいただいたあなたに、あと1つの単語をご紹介させていただきます。
サヨンハダ
사용하다
「使う」と言いたい場合には、사용하다(サヨンハダ)と使うこともできます。
사용(サヨン)を漢字で書くと「使用」という意味になります。
つまり、「使用する」は「使う」という意味にもなります。
覚えておくと、何かと便利ですので、ご参考にしていただけると幸いです。
今回のお話では、「使う」という意味について色々とお話させていただきました。
韓国語に限らず、何かをレベルアップさせたい場合には、時間を使って練習したり、勉強したりする必要がどうしても出てきますよね。
【時間を使います】
시간을 사용해요
「時間を使います」と言いたい場合には、시간을 사용해요(シガヌル サヨンヘヨ)と使います。
エジソンは、時間についてこんなことを言っています。
これは若い人に覚えてもらいたいことだ。
つまり、時間の概念をぶっ壊せ!
こう意味だと私は考えています。
私も、時間の概念を超えて、日々頑張って行きます。
今回のお話が少しでもあなたの役に立つ情報になれば幸いです。
長文読んでいただき、ありがとうございます。