「思う」「考える」は韓国語で何?3つの単語を使い分けるだけで効果バツグン

韓国語の動詞

「思う」「考える」に当たる韓国語は생각하다(センガクハダ)です。

この単語を使うことで、間違った表現にはなりません。

「私はこう思います」
「あなたはどう思いますか?」
「そうだと思ったよ」

このように、「思う」「考える」を用いた表現には、色々な言い方がありますよね。

実は、생각하다(センガクハダ)以外にも、使える単語があります。

今回は、韓国語「思う」「考える」について、丁寧にお話させて頂きます。

お話の全体像

今回は、韓国語の「思う」「考える」という単語についてお話させていただきます。

韓国語で「思う」「考える」に当たる単語は、생각하다(センガクハダ)です。

「あなたはどう思いますか」
「私はこのように思います」

このように、広く使われる「思う」という表現では、생각하다(センガクハダ)が使えます。

ですが、実は、この생각하다(センガクハダ)以外でも、2つの単語が使われる場合もあります。

今回は、생각하다(センガクハダ)と後2つの単語について、その使いかたや言い回しについてお話させていただく流れです。

생각하다(センガクハダ)=思う

「思う」という言葉は、생각하다(センガクハダ)を用いて表すと、ほぼ間違いなく意味が通じます。

생각(考え)+하다(する)

생각하다(センガクハダ)は2つに分けると、意味がわかりやい単語です。

생각は『考え』という意味があり、하다には『する』という意味があります。

つまり、直訳すると、『考えをする』となります。

これを韓国語に直すと「考える」となるわけです。

ですので、「私の考え」と言いたい場合には、네 생각(ネ センガク)と表すこともできます。

それでは、생각하다(センガクハダ)を使って少し例文を表してみましょう。

『例文』

【これはどう思いますか?】

イゴスン オットケ センガケヨ
이것은 어떻게 생각해요?

「どう思いますか」は、韓国語ではよく使われるフレーズです。

「どう思われますか」は、韓国語では、 어떻게 생각해요?(オットケ センガケヨ)と言います。

【その意見は間違っていると思います】

ク ウィギョヌン トゥルリョッタゴ センガケヨ
그 의견은 틀렸다고 생각해요

意見は韓国語では、의견(ウィギョン)と使います。

また、「意見が違います」と言いたい場合には、

ウィギョニ トゥルリョッソヨ
의견이 틀렸어요

このように表します。

생각하다(センガクハダ)を使うと、色々な「思う」とういフレーズを作ることができます。

そこで、생각하다(センガクハダ)をつかった言い回しについて、まとめてみます。

「思います」「考えます」丁寧な言い方

【思います(丁寧)】

センガクハンニダ
생각합니다

【思います】

センガクヘヨ
생각해요

「思います」と丁寧に言いたい場合には、この2つの言い方があります。

생각합니다(センガクハンニダ)は、目上の方やビジネスシーンなどで使うと良いフレーズです。

また、생각해요(センガケヨ)の場合は、年齢が比較的近い初対面の場面や、カジュアルな場面での会話でよく使われるフレーズです。

「思いました」の言い方

【思いました】

センガケッソヨ
생각했어요

「思いました」と言いたい場合には、생각했어요と使います。

この생각했어요(センガケッソヨ)は、丁寧な言葉になります。

実は、もっと丁寧なフレーズに생각했습니다(センガクヘッスンニダ)がありますが、このフレーズは、ニュースや記者会見など、かなりフォーマルな場で使われている言葉です。

ですので、普段使う会話であれば、この생각했어요(センガケッソヨ)で丁寧に伝わると思います。

また、「思ったよ」とカジュアルな感じで相手に伝えたい場合には、

【思ったよ】

センガケッソ
생각했어

このように使うと、カジュアルな感じで使えます。

「考えてみるよ」と言いたい時

생각하다(センガクハダ)には、「思う」「考える」という2つの意味があります。

ですので、「思います」「考える」の2つの言い方で使うことができます。

そして、「考える」を使った時に、とても使える言葉があります。

それが、「考えてみるよ」というフレーズです。

何か提案された時、今、決断ができない時、こういった時に使えるフレーズが「考えてみるよ」です。

【考えてみるよ】

センガケ ボルケヨ
생각해 볼게요

「かんがてみるよ」と言いたい場合には、생각해 볼게요(センガケ ボルケヨ)と使います。

それから、もう1つ使えるフレーズに「考えさせてください」というフレーズがあります。

このフレーズも、今は決断できないけど、考えたい時に使える便利なフレーズです。

【考えさせてください】

センガカゲ へジュセヨ
생각하게 해주세요

「考えさせてください」と言いたい場合には、생각하게 해주세요(センガカゲ へジュセヨ)と使います。

この2つのフレーズは、日常の生活でかなり使える便利な単語です。

「考えたいです」の言い方

考えたい時ってありませんか?

【考えたいです】

センガク ハゴシポヨ
생각 하고 싶어요

「考えたいです」と言いたい時には、생각 하고 싶어요(センガク ハゴシポヨ)と言います。

また、

考えたくない時ってありませんか?

【考えたくありません】

センガクハゴ シプジ アナヨ
생각하고 싶지 않아요

このように使います。

「考えられません」の言い方

「考えられません」と言いたい場合には、

【考えられません】

センガク ハルス オプソヨ
생각 할 수 없어요

それから、もしも、相手の行動や発言に納得できない。どうしてこんな行動をとるのか理解できない。

こういった気持ちを言いたい場合には、

【理解できません】

イヘ ハルス オプソヨ
이해 할 수 없어요
イヘ ハルス モッテヨ
이해 할 수 못 해요

この2通りに使い方ができます。

「考えなきゃ」の言い方

何か大事な用事や、スケジュールができた時などに使える言葉に「考えなきゃ」というフレーズがあります。

韓国語で「考えなきゃ」は、

【考えなきゃ】

センガクヘヤ デ
생각해야 돼

このように言い表します。

また、

相手に「考えてもいいですか」と尋ねたい時には、

【考えてもいいですか】

センガク ヘド デヨ
생각 해도 돼요?

このように言い表すことができます。

「考えてみたら」「考えたより」の使い方

「考えてみたらそんなこともあった」
「考えたより安くなかった」

このように、「考える」を使った表現は色々なものがありますよね。

【考えてみたら】

センガケ ボミョン
생각해 보면

「考えてみたら」と言いたい場合には、생각해 보면 (センガケ ボミョン)と使います。

【考えたより】

センガクボダ
생각보다

「考えたより」と言いたい場合には、생각보다(センガクボダ)と言います。

例えば、「考えたより美味しかった」のように使うことができます。

【考えたより美味しかった】

センガクボダ マシッソヨ
생각보다 맛있어요

このように表すことができます。

생각보다の使えるフレーズ2つ

「どのように考えますか」
「良い考えがあります」

この2つは、생각보다の便利なフレーズの2つだと考えています。

【どのように考えますか?】
オットケ センガケヨ
어떻게 생각해요?

【良い考えがあります】

ジョウン センガギ イッソヨ
좋은 생각이 있어요

この2つのフレーズは、使える便利なフレーズです。

ご参考になさってください。

「思う」に当たる動詞

「思う」に当たる動詞には、생각하다(センガクハダ)以外にもあります。

そこで、생각하다(センガクハダ)以外の言い表し方についてもお話させていただきます。

알다=〜ものと思う

생각하다(センガクハダ)以外の動詞に알다(アルダ)があります。

알다の代表的な使い方は、

【わかりました】

アルゲッソヨ
알겠어요
アラッソヨ
알았어요

この2つの使い方がよくされます。

알다(アルダ)は、「わかりました」という意味で使われる単語です。

ですが、もう1つの使い方に「〜ものと思う」という使い方もできます。

そこで、少し例文で表してみます。

알다(アルダ)を使う場合には、決まった形があります。

それが、「줄 알다(ジュル アルダ)」という形です。

この形で「〜だと思う」という意味になります。

例えば、

【辛いものは食べられないと思っていました】

メウンゴスン モグルスガ オンヌン ジュル アラッソヨ
매운 것은 먹을 수 가 없는 줄 알았어요

【そうだと思った】

クロル ジュル アラッソ 
그럴 줄 알았어

このような形で使えます。

それから「〜のように思う」という形もあります。

「〜のように思う」の言い方

「〜のように思う」と言いたい場合には、여기다(ヨギダ)という単語を使います。

例えば、

「手紙を宝物のよに大切に思っている」
「家族のように大切に思っている」

このように、「〜のように思っている」という表し方をする場合には、여기다(ヨギダ)という単語で表されます。

여기다(ヨギダ)=〜のように思う

それでは、여기다(ヨギダ)を使って例文を作ってみます。

【この手紙は、宝物のように大切に思っています】

イ ピョンジヌン ボムルチョロム ソジュニ ヨギゴ イッソヨ
이 편지는 보물처럼 소중히 여기고 있어요

【本当の家族のように思って育ててきました】

チンジャ カジョク チョロム ヨギゴ ギルロ ワッソヨ
진짜 가족처럼 여기고 길러 왔어요

今回のお話のまとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、韓国語「思う」「考える」についてお話させていただいております。

韓国語で「考える」「思う」に当たる単語は、생각하다(センガクハダ)です。

この생각하다(センガクハダ)を使えば、色々な場面で幅広く使うことができます。

そして、생각하다(センガクハダ)以外の単語を使って「思う」と表すこともできます。

알다(アルダ)=〜ものと思う
여기다(ヨギダ)=〜のように思う

この2つの単語も「思う」を表す単語です。

알다(アルダ)は、「〜だと思う」という形で使われることが多い単語です。

여기다(ヨギダ)の場合は、「そう感じる」「自分に言い聞かせてそう思うようにする」と言ったニュアンスがあります。

例えば、

「今まで家族のように思ってきた」
「この手紙は、宝物のように思って大切にしている」

このように、何か信じるものがある場面では、この여기다(ヨギダ)が使えます。

「思う」「考える」は、自分の意見を言ったり、考えを言う際に大切になってくる単語です。

ぜひ、これらの単語を使いながら、自分の考えを相手に伝えることができるといいですね。

今回のお話が少しでも役にたつ情報になれば嬉しいです。

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長文読んでくださり、本当にありがとうございます。

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