「悪い」は韓国語で何?나쁘다と안 좋다の使い方はこれでバッチリ!

韓国語

「悪い」に当たる韓国語には、나쁘다(ナップダ)があります。

韓国語で「悪い」を言おうと思ってもそのニュアンスは様々ですね。

「目が悪い」
「頭が悪い」
「気分が悪い」

実は、나쁘다(ナップダ)以外にも、他の単語を使って表される場合もあります。

今回は、

韓国人の奥さんをもつ私が、

韓国語「悪い」について、お話させていただきます。

 

 

 

1 天気が悪い

 

「天気が悪い」

 

このように、表現したい場合には、

 

ナルシガ ナップダ

날씨가   나쁘다

 

このように表現することができます。

 

この場合、나쁘다(ナップダ)を使うと、「天気がひどく荒れている」という意味での「悪い」という意味になります。

 

そこまで、ひどく荒れてはいないけど、良くはない天気の場合はどうするの?

 

こういった疑問が生まれた方もおられるはずです。

 

実は、韓国語で「悪い」をあらわす単語は、나쁘다(ナップダ)だけではありません。

 

 

2 「悪い」をあらわす韓国語

 

実は、「悪い」をあらわす韓国語は、나쁘다(ナップダ)だけではありません。

 

アン ジョッタ

안   좋다

 

 

この単語も、「悪い」という意味を表しています。

 

この안 좋다(アン ジョッタ)は、直接的に日本語に訳せば、「良くはない」という意味になります。良くはないので、「悪い」という意味になります。

 

この안 좋다(アン ジョッタ)を使って天気を表した場合は、

 

ナルシガ アン ジョッタ

날씨가   안   좋다 

 

このように表すことができます。

 

3 나쁘다  VS  안 좋다

 

ここで、나쁘다(ナップダ)と안 좋다(アン ジョッタ)の違いについて、少しお話させていただきます。

 

例えば、先ほどの天気を例に出して、お話させていただきます。

 

天気の場合

 

나쁘다(ナップダ);ひどく荒れた天気

안 좋다(アン ジョッタ);あいまいな天気

 

天気に、나쁘다(ナップダ)を使う場合には、「ひどく荒れた天気」というイメージになります。

 

その一方で、안 좋다(アン ジョッタ)を使った場合には、良い天気とは言えない程度の天候の時に使われます。

 

天気が良いかどうか微妙で、曖昧な場合には、안 좋다(アン ジョッタ)を使うとイメージされると良いです。

 

4 お話のおさらい

 

ここで、韓国語の「悪い」に当たる나쁘다(ナップダ)と안 좋다(アン ジョッタ)について、まとめてみます。

 

나쁘다(ナップダ)

 

ナップダ

나쁘다

悪い

 

「目が悪い」

「頭が悪い」

「悪い友達」

 

このように、広く「悪い」に当たる言葉には、나쁘다(ナップダ)が使われます。

 

また、天気に나쁘다(ナップダ)を使って表す場合には、天候がひどく荒れているイメージになります。

 

例文

 

・目が悪い

ヌニ ナップダ

눈이 나쁘다

 

・気分が悪い

キブニ ナップダ

기분이  나쁘다

 

・天気が悪い

ナルシガ ナップダ

날씨가   나쁘다

 

 

このように、「〜が悪い」という形で使われる場合が多いです。

 

また、「悪い」という形で使われる場合もあります。

 

悪い

 

・悪い天気

ナップン ナルシ

나쁜    날씨

 

・悪い友達

ナップン チング

나쁜    친구 

 

このように、「나쁜と名詞」の組み合わせによって、悪いという形で表現することもできます。

 

ついでに、「悪く」という言い方も載せておきます。

 

悪く・・・

 

・悪く言わないでください。

ナップゲ マルハジ マセヨ

나쁘게   말하지  마세요

 

こんな感じで、友達のことを悪く言っている人がいたら、「悪く言わないでね」といった言い方もできます。

 

・悪く思わないでね

ナップゲ センガクハジ マラヨ

나쁘게   생각하지   말아요

 

また、「気にしないでね」と相手に伝えたい場合には、こんな言葉も使えます。

 

5 안 좋다の振り返り

 

안 좋다(アンジョッタ)は、直訳すれば「良くはない」という意味になります。

 

つまり、かなり曖昧な状態をあらわしています。

 

先ほども、天気のところでお話ししましたが、

 

ナルシガ アン ジョッタ

날씨가   안   좋다

 

このように、天気で안 좋다(アンジョッタ)を使う場合には、天気の悪さが曖昧な場合に使われます。

 

悪さが曖昧とは?

 

アン ジョッタ

안 좋다

悪い=良くない

 

안 좋다(アンジョッタ)を使う場合は、悪さが「あいまい」な時です。

 

例えば、

 

「悪い予感がする」

「都合が悪い」

「お天気が悪いそうです」

「体調が悪い」

 

このように、悪さが具体的ではなく、あいまいなケースで使われるケースが多いです。

 

もう少し具体的に、안 좋다(アン ジョッタ)の使い方をいえば、

 

「良くない」と表現したい場合に、안 좋다を使えばOK。

 

例えば、「良くない予感がする」と言いたい場合には、안 좋다(アン ジョッタ)を使えば良いという意味です。

 

例文

 

・今日は都合が悪い(よくない)

オヌルン サンファニ アン ジョッタ

오늘은     상황이      안     좋다

 

・明日は、天気が悪いそうです。(よくない)

ネイルン ナルシガ アン ジョッタ

내일은    날씨가  안     좋다

 

・お腹の調子が悪い(よくない)

ソギ チョム アン ジョッタ

속이   좀      안     좋다

 

・母の体調が悪い(よくない)

オンマエ モム サンテガ アンジョッタ

엄마의     몸    상태가     안 좋다

 

こういった感じで、안 좋다(アン ジョッタ)を使う場合には、「良くはない」と言いたい場合に使えます。

 

実は、これ以外にも「悪い」を表す韓国語があります!

 

6 タチが悪い

 

日本語には、「タチが悪い」というコトバがあります。

 

韓国語でもこの「タチが悪い」という意味での「悪い」を意味する単語があります。

 

例えば、「悪い奴」と言いたい場合には、

 

 나쁜 놈(ナップン ノム)

 

韓国語では、나쁘다(ナップダ)を使って表しません。

 

こういった悪いというコトバを強調したい場合には、

 

モッテダ

못되다

タチが悪い

 

この못되다(モッテダ)を使って表します。

 

ですので、「悪い奴」と表したい場合には、못된 놈(モッデン ノム)と表します。

 

この못된(モッデン)をつけた場合には、悪いを強調する感じになります。

 

ですので、悪いよりも、さらに程度の悪い人という印象になります。

 

例文

 

・悪いオオカミ

モッデン ヌッテ

못된    늑대

 

・獣のような悪いやつ

ジムスン カットゥン モッデン ノム

짐승  같은  못된  놈

 

こんな感じで、悪いよりも、さらに程度の悪い人とイメージになります。

 

コトバ的には、あまり良くはありませんが、非常にタチの悪い人に対して、たまに使われる場合があります。

 

おまけ情報

 

最後まで、読んでいただいた方のために、おまけ情報をお届けします。

 

今回は韓国語で「悪い」の表現方法について、お話させていただきました。

 

「体に悪い」という表現を用いる場合には、나쁘다(ナップダ)よりも、해롭다(ヘロプダ)という単語が良く使われます。

 

해롭다(ヘロプダ)は「害がある」という意味です。

 

それから、

 

「悪いけど、今日は会えない」

 

このように、悪い=すまないという謝りの気持ちがある場合もあります。

 

こういった場合には、

 

미안하다(ミアンハダ)で表現します。

 

それから、「私が悪かった」という感じで、自分のミスを謝りたい場合には、

 

ネガ チャルモテッタ

내가 잘못했다

 

このように、表現することができます。

 

7 今回のお話のまとめ

 

いかがだったでしょうか?

 

今回は、「悪い」をつかった韓国語の表現について、お話させていただきました。

 

一般的に良く使われる「悪い」は、나쁘다(ナップダ)です。

 

ですが、そのほかにも、良くないを表す안 좋다(アン ジョッタ)をはじめ、タチが悪いを表す못되디(モッデダ)など、いろいろな表現があります。

 

悪いというコトバは、謝りの気持ちを表す場合もあるため、言いたい場面を良く考えて、単語を使えるようになると、もっと会話が便利になっていきます。

 

今回のお話が少しでも役立つ情報になれば幸いです。

長文読んでいただき、ありがとうございます。

★勇気の出るコトバ★

 

山は西からも東からでも登れる。

 

自分が方向を変えれば、

 

新しい道はいくらでも開ける。

 

BY 松下幸之助

 

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