韓国人はキムチ中毒!?「キムチなしでは生きれない」が口癖の理由とは?

韓国人のどうして

キムチの別名をご存知でしょうか?

「キムチは食べる美容液」

実は、このように呼ばれているのです。つまり、最強の美容料理なのです。そんな最強のキムチを食べる国民といえば、もちろん韓国人です。

韓国人がキムチを愛する理由の1つには、韓国人にとってキムチとは食べ物以上の意味をもっているためだと、私は考えています。

では、食べ物以上の価値とは一体なのか?

今回の記事では、韓国人と結婚して6年を迎える韓国精通ブロガーが、韓国人とキムチで結ばれた意外な理由についてお話させていただきます。

世界で知られているkimchi

今や、アメリカやイギリスなどでは、kimchi(キムチ)の表記が普通になってきています。それだけ、世界のおかずという印象が世界に広まっている証拠です。

そんな世界中の人に広まり始めているキムチですが、簡単にキムチについてまとめてみます。

キムチは一言で言うと何?

日本人がキムチを一言で表すと「辛いおかず」といったイメージをお持ちの方も多いはずです。

私がキムチを一言で答えるなら、「韓国特有の野菜加工食品」と答えます。

はあ?と思われるかもしれませんが、キムチって加工食品なのです。

もっといえば、発酵食品なのです。日本に売られているキムチは、発酵までされたキムチは少ないかもしれませんが、本場のキムチは発酵されたキムチが多いです。

それから、キムチの中身って何が入っているかご存知でしょうか?

キムチは、白菜・大根・きゅうりなどを塩漬けして、そこに、唐辛子・にんにく・ネギや生姜などの薬味を合わせて、漬け込んだものです。

ちなみに、この唐辛子やにんにく、ネギや生姜を使った薬味は、韓国では「ヤンニョムソース」と呼ばれています。

この「ヤンニョム」という言葉は、漢字で書けば「薬念」と書くのですが、このソースは、チキンをはじめ色々な料理に使われ、韓国の食卓に日々並ぶものです。

このように、キムチは、韓国人が食事をする際には、「ご飯の友」という感じで韓国人の食事のパートナーといったところです。

ですので、韓国ではおかずを数える時には、キムチは品数には入らない場合も多いです。

ちなみに、キムチの名前の由来は「野菜を塩につける」という「チムチェ」という言葉からきていると考えられています。

昔のキムチはどんな味?

キムチは美容効果として、注目される場合はありますが、昔のキムチに注目する方は、あまりおられません。

そこで、キムチの視点を少し変えて、昔のキムチの味についてもお話させていただきます。

キムチ=真っ赤で辛い!

このようなイメージがありますが、昔のキムチはただの塩漬けにした漬物だったようです。ごくごく最近になって、唐辛子の辛いキムチが登場したとも言われています。

唐辛子が韓国には流通してきたのは、16世紀末でそこから、200年ぐらいが過ぎた18世紀に赤いキムチが主流となってきた流れです。

キムチはお祭り感覚!?

外国人にキムチの歴史を語っても、全然驚くことはないのですが、そんなキムチに無関心な外国人でも、キムチに関して驚くことがあります。

それが、キムチの種類です。実は、韓国で広がっているキムチの種類は100種類をこえているのです。これって結構驚くべき情報なのです。

代表的な白菜キムチをはじめ、数多くのキムチが消費されています。キムチに使われる野菜の種類が多いだけではなくて、地域によっても様々なキムチが作られているため、種類が豊富です。

ですので、韓国人からすると、故郷のキムチは、地域で慣れ親しんだお祭りのような感覚なのだと感じています。

日本でも有名な祭りがいくつもありますが、『お祭り男』という言葉もありますよね、また、地域によってお祭りが盛んな地域もあります。

そういった「お祭り男」からお祭りをとれば、力が湧いてこない方も結構おられます。つまり、お祭りが「生きがい」になっているわけです。

これと同じようなものが、韓国人が日々食べているキムチの感覚なのだと感じます。

大きく分けると2つのキムチ

キムチのお話ばかりになっているので、キムチくさい感覚を持たれている方もいらっしゃるかもしれません。ですが、もう少しお付き合いください。

キムチは大きく分けると2つタイプのキムチに分かれています。

・普段食べるキムチ
・キムジャンキムチ

大きく分けるとこの2つのタイプのキムチがあります。

普段食べるキムチは、それほど漬け込んだキムチではありません。ですので、長期間貯蔵する目的はなく、日々食卓並べるために簡単に漬けているキムチです。この普通のキムチだけでもかなりの種類があるそうです。

私が教えてもらったキムチだけでも20種類以上はあります。

・ナバクキムチ
・オイソバキムチ
・カクテュギ
・ヤンベチュキムチ
・パキムチ

こういった感じで、とにかく種類が豊富でびっくりします。多分、野菜など食べれそうな食材は全てキムチにできるのではないかと思うぐらい、なんでもキムチになっていく感じです。

大根を角切りにしたキムチが「カクテュギ」です。また、オイソバキムチに使うオイは「きゅうり」のことです。

それから、パキムチのパとは、「たまねぎ」のことです。

このように、食べれそうな食材は大体キムチになると私は、考えています。ですので、100種類を超えているのだと考えています。

次に、キムジャンキムチです。

キムジャンというのは、キムチを長期間漬けておく時期のことだと私は認識しています。

キムジャンの時期は、確か10月ぐらいで、この時期に大量の白菜を購入して、キムチ作りをします。

つまり、キムチを漬けこむ時期に作ったキムチが、キムジャンキムチというわけです。

この時期に一番大変なのは誰か?それはもちろん、主婦の方々です。とくに、奥さんが姑と一緒にこのキムジャンをつくる家庭が多いですので、奥さんである主婦は結構大変です。

このキムジャンは、韓国の大切な行事みたいな感じです。

ですが、最近では韓国の若年層のキムチ離れが目立ってきており、あまりキムチを食べるという習慣が薄れてきているらしいです。

ですので、ハンバーグやパスタといった洋食を好む人が増えてきている傾向にあるようです。

韓国人にとってキムチとは?

最近では韓国の若年層でのキムチ離れが目立ってきているようどですが、韓国人にとってキムチとは単なる食べ物の領域ではないようです。

ヨーロッパではステーキがただの食材ではなく、ソウルフードだと感じている人が多いようです。

これと同じように、韓国人の場合は、真っ赤なキムチが情熱の象徴なのです。

ですので、キムチは単純なおかずではなく、特別な情熱と価値を秘めたミラクルフードだったのです。

最後に

いかがだったでしょうか?

今回は韓国人とキムチの関係について、お話させていただきました、

韓国人にとって、キムチという食べ物は、食べ物以上の価値のあるソウルフードだと考えられます。

キムチの種類は今や100種類を超え、地域地域によってその土地柄に根付いたキムチが続々と受け継がれ、また新しいキムチも誕生しているわけです。

韓国人が元気な理由はキムチにあるといっても過言ではありません。

どんな食材でもバランスが大切で、食べ過ぎは体に負担がかかってきます。

ですが、特に、キムチに含まれる唐辛子、にんにく、生姜は、体にパワーを与えてくれるミラクルフードです。

唐辛子は、刺激物ですので良い面と悪い面があるかとは思いますが、新陳代謝を高めてくれる食材として有名です。またスタミナの源には、にんにくのパワーが大きいです。

それから、生姜も貴重な栄養素を秘めています。

生姜は食べたものの栄養素を、体の末端に運んでくれる作用があります。また、消化も助けてくれるため、消化器官にとっては優しい成分なのです。

私は、ご飯を食べた後に、生姜茶などを飲んで、栄養素を体の末端に送りやすい状況を作っています。

生姜茶の作り方はとても簡単で、400ミリぐらい注いだ鍋に、親指サイズの生姜をみじん切りにした生姜を入れてグツグツと煮込むだけです。

生姜の成分が出てくると、くすんだ黄色っぽい入りになります。150みりから200ミリぐらいまで煮込むと完成です。

かなり苦いですが、体には最強に効きます。ぜひ試してみてください。

今回の記事が少しでも役立つ記事になれば幸いです。

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