「青い」は韓国語で何?「顔色が青い」はどう言うの?

韓国語

「青い」にあたる韓国語の単語には、大きく分けて2つあります。

その2つとは、푸르다(プルダ)と파랗다(パラッタ)です。

「青い」を使った言葉はたくさんありますし、そのニュアンスは、様々ですよね。

「青い海」
「青い空」
「顔が青ざめる」

푸르다(プルダ)と파랗다(パラッタ)のどちらを使っても良い場合もあるのですが、実は、2つの単語の他にも「青い」と表すケースがあるのです。

今回は、
韓国人の奥さんと結婚して6年になる私が、
韓国語「青い」についてお話させていただきます。

1韓国語の「青い」

韓国語で「青い」と言いたい場合には、푸르다(プルダ)と파랗다(パラッタ)の2つが用いられます。

「青い海」「青い空」「青い目」など、一般的に「青い」に当たる言葉には、この2つの単語のどちらを使ってもオッケイです。

例文

・青い空

プルン ハヌル
푸른 하늘
パラン ハヌル
파란 하늘

・青い海

プルン パダ
푸른 바다
パラン パダ
파란 바다

・青い目

プルン ヌン
푸른 눈
パラン ヌン
파란 눈

このように、一般的に使われている「青い」という言葉は、푸르다(プルダ)と파랗다(パラッタ)のどちらを使っても表すことが出来ます。

また、青いと使いたい場合には、푸른(プルン)や파란(パラン)という形で、表すことができます。

ただし、注意点もあります。

注意点!

푸르다(プルダ)と파랗다(パラッタ)の2つの単語はよく使われる単語なのですが、これらの単語にはあるルールがあります。

「青い野菜」
「青い木々」
「青い草原」

これらの言葉にある通り、実際には緑色を指す場合には、푸르다(プルダ)がよく使われます。

푸르다(プルダ)という単語には、青色から緑色まで幅広くカバーしてくれる単語なのです。

例文

・青い野菜

プルン ヤチェ
푸른 야채

・青い草原

プルン チョウォン
푸른 초원

このように、実際には野菜も草原も緑なのですが、푸르다(プルダ)を使って表すことが出来ます。

また、青いと言いたい場合は、푸른(プルン)という形で表すことが出来ます。

絵の具の色

絵の具の色のように、はっきりと色が限定された「青」を使いたい場合には、파랗다(パラッタ)を使って表します。

ちなみに、「青色の絵の具」と言いたい場合には、파란 그림물감(パラン グリム ムルカム)と使います。

그림(グリム)は「絵」のことを表し、물감(ムルカム)は「絵の具」のことを指します。

ですが、色に関して1つだけ注意する必要があります。それが、信号機の色です。

信号機にある青信号ですが、この青信号は、緑がかった青なのですが、파랗다(パラッタ)を使って表します。

ちなみに、青信号は韓国語では、파란 불(パラン ブル)と使います。

ここまでのおさらい

ここまで、韓国語の「青い」に関する単語を2つお話させていただきました。

푸르다(プルダ)と파랗다(パラッタ)の2つの単語が「青い」を意味する単語です。

また、青から緑までの色をカバーするのが、푸르다(プルダ)です。

푸르다(プルダ)は、「青い木々」「青い野菜」といった見た目は緑色なのに、「青い」と使える単語です。

それから、絵の具の青色や信号機の青色は、파랗다(パラッタ)を用います。

ここまで、色々とお話させていただいたのですが、韓国語で「青い」を表す単語がまだ残っているのです。

次は、「顔色が青い」のように、体調が悪いと使いたい「青い」について、お話させていただきます。

3顔色が青いは何?

「顔色が青い」は、창백하다(チャンベクハダ)を用います。

창백하다(チャンベクハダ)は、漢字で表すと「蒼白」と表現します。

このように、体調が悪く、顔色が悪いと使いたい場合には、창백하다(チャンベクハダ)を用います。

使い方

창백하다(チャンベクハダ)は、창백해요(チャンベクヘヨ)と使います。

ですので、「顔色が青いです」と言いたい場合には、얼굴이 창백해요(オルグリ チャンベクヘヨ)と言います。

・子どもの顔色が青いです。

アイ オルグリ チャンベクヘヨ
아이 얼굴이 창백해요

それから、「まだ熟していない」という意味での「青い」もありますよね。

次は、この「青い」についてお話させていただきます。

4熟していない「青い」

「青い」という意味には色々な意味があり、「まだ熟していない」という比喩的な意味でも使われます。

実は、푸르다(プルダ)という単語には「若い」というニュアンスがあります。

ですので「青い野菜」という場合にも、使うことが出来るのですが、「まだ熟していない」というニュアンスはほとんどありません。

そこで、「熟していない」というニュアンスを伝えたい場合には、안 익다(アン イクタ)という単語が使われます。

この「熟していない」ものが果実の場合には、안 익다(アン イクタ)が使われます。

また、「まだまだ未熟者です」などのように、ヒトに対して使いたい場合には、미숙하다(ミスクハダ)を使います。

例文

・このバナナは、まだ青いです。

イ バナナヌン アジク アン イゴッソヨ
이 바나나는 아직 안 익었어요

・まだまだ未熟です。

アジク ミスクハンニダ
아직 미숙합니다

5今回のお話のまとめ

今回は韓国語「青い」についてお話させていただきました。

韓国語で「青い」にあたる単語は主に4つあります。

푸르다(プルダ)と파랗다(パラッタ)、창백하다(チャンベクハダ)に안 익다(アン イクタ)、미숙하다(ミスクハダ)です。

푸르다(プルダ)と파랗다(パラッタ)は、一般的な「青い」と使いたい場合に、どちらでも使える単語です。

푸르다(プルダ)は、緑から青まで幅広くカバーしてくれる単語です。

その一方で、青魚と言いたい場合にも、この푸르다(プルダ)を使って、푸른 생선(プルン センソン)と表します。

また、파랗다(パラッタ)は、絵の具のように限定されたはっきりとした「青」に使われ、信号機の青もこの파랗다(パラッタ)です。

창백하다(チャンベクハダ)は、顔色が悪い場合に使われ「顔色が青い」という意味になります。

それから最後に、果実が熟していない場合や、ヒトの未熟さを表現したい場合には、안 익다(アン イクタ)、미숙하다(ミスクハダ)を使います。

このように、単語によってそれぞれ意味は違ってきますが、あなたの言いたい「青い」の参考になれば幸いです。

長文読んでいただき、ありがとうございます。

タイトルとURLをコピーしました